おすすめnote詩「無題」
今回はこちらの詩の感想を勝手に書かせて頂きました。ありがとうございます。
場合によってはネタバレのようになってしまうので、まずは詩作品を読んで頂いてからこちらの記事も読んで頂ければ幸いです。
さあ感想。
詩って色んな楽しみ方があって楽しいものだ、と思える詩でした。
①詩の面白味
②擬音語
①詩の面白味
まず正直に言いますと、最初、自分は詩の中に「口」が何個あるのかを一生懸命数えていました。でも何回か読んでいるうちに「なるほど」とぽんと膝を叩きました。漢字が解体されているのですね。
詩って、面白味はどこにあるのでしょう。たとえば、はっとするような表現、言葉の組合せに出会うこと、見過ごしていたものに言葉が与えられていたことに気がつくこと、きっと人それぞれなんだと思います。何かがあるんです、そこには。
そういう意味でこの詩にも「何か」がありました。それは詩の言葉とビジュアルと意味の周辺にあるものだと思いました。
②擬音語
今回の詩をきっかけに少しお勉強です。「可ア 可ア」の箇所、なぜカタカナなのだろうかと疑問に思いました。もしこれが「カーカー」と読むのだとしたらおそらくカラスが鳴いているものだと推測されます。「カーカー」はおそらく「擬音語」と呼ばれるものでしょう。ネットで調べていくと「擬音語はカタカナ」「擬態語はひらがな」というルールがあるそうです。(ただしかなり曖昧のようです。気になる方はすみませんがご自身でお調べ下さい) そういう意味で「カラス」だとは何処にも書いていませんが「カラス」であることを推測しても良いのではないでしょうか。
言葉、意味、形。詩の世界は深いです。
今日のメモ ↓
夢は詩のコンテストを主催することです。サポート頂けましたら運営資金に使用させて頂きます。優勝者の詩は例えば新聞広告の全面で発表する、などを夢見てます。ですが当面はインタビュー時のコーヒー代。謝礼等に使用させて頂きます。