おすすめnote詩「信号。」
今回はこちらの詩の感想を勝手に書かせて頂きました。ありがとうございます。
よく道路にある信号機から発想を得た詩と思われます。こういうことに常に敏感でいたい、そんなことを思いました。以下、3点について書いていきたいと思います。
①信号という言葉
②「何か」
③日常にあるもの
①信号という言葉
よく見るとこの信号という言葉、漢字、変じゃないですか?私はこの詩を読んでそう気づかされました。あの信号って、信じるものだったんですね。交通ルールだから従っている、それもあるかもしれない。でも、それだって「交通ルールを皆が守る」ってことを信じてるからとも言える。そう。信じることで成り立っている仕組みだったんだ変なの、そう思いました。
「信号を無視したらどうなるかは、賭けになる」まさに、そういうことになる。信じるか信じないかは私次第、つまり「賭け」つまり「運命」だったんだと思いました。
②「何か」
ここも面白かったです。勿論、アクセルを物理的に踏み込んでいるのは足なんだけど。そうじゃなくて、それは目的地に向かう使命感とか、義務とか、役割とか、或いは楽しみとか。もしかしたら信じる心。「何か」がアクセルを踏み込んでいますよね、たしかに。
③日常にあるもの
本当に些細なもの、日常にあるもの。そういうことで詩はいくらでも作れるのだと思いました。(お師匠さんの受け売りです)みんなが見過ごしているもの、言葉にするのを見逃しているもの、言葉にならずに消えたもの、そういうものは沢山あるのだな、と改めて感じます。
真夜中、誰もいない、誰もほぼ通らない交差点の赤信号。車を停止させ、ウィンカーを出して信号機を眺める私。多分、私は正しいことをしてるのでしょう。でも、例えば信号から見ればさぞかし滑稽な光景なんでしょうね。信じすぎるにも程があるぞって。人間の営みの中にはそういうことが沢山あるんだろうな、そう思いました。
今日のメモ ↓
夢は詩のコンテストを主催することです。サポート頂けましたら運営資金に使用させて頂きます。優勝者の詩は例えば新聞広告の全面で発表する、などを夢見てます。ですが当面はインタビュー時のコーヒー代。謝礼等に使用させて頂きます。