おすすめnote詩「青っぽいもの」
自分は音楽には詳しくない。だから「ブルージー」や「フェンダーベース」「サクソフォン」などの単語は分からなかった。分からないけど、この詩を何度も何度も読んでいるうちにジャズが聴きたくなって、今、「セロニアス・モンク」を聴きながら感想を書いている。
ではジャズに詳しいのかと言うとそうでもない。鬱屈した毎日を過ごしていたころ、夜な夜なジャズバーに通ったていた程度で特にジャズに詳しくもならなかった。
この詩の中にある沢山の言葉が、あの頃の、あの夜中のジャズバーを思い出させてくれたのだと思う。
しかし言葉は不思議だ。読んでるうちに色んなものが「青っぽいもの」に感じてくる。「ビルの冷たい壁」「ニューヨークの裏街」「湿った地下室」どれもこれも「青っぽいもの」に思えてきて、自分がこの詩のイメージに「沈んでいって」いるのがわかる。
イメージのリズム。もうすっかり夜更けになってしまった。今日はむかしを思い出しながら、気怠い気分のまま眠ろうと思う。外は「青っぽいもの」が色味を増しているだろう。
今日のメモ ↓
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