おすすめnote詩「夕明かり」

人生訓の詩だと思い読みました。全体は二連構成で短い詩。

まず思ったのは、どうして「夕陽」なのだろう、です。若者にある夢とか希望、そういうものなら多分、朝日を使うと思う。とすると、おそらく、それなりの年齢を重ねた人だという推測になります。だからこそ、自分に刺さりました。

「大河のような高速道路」は、日常や日々を表しているのだと読みました。巨大なうねりと鈍重な動き、抗い難い何かが日々流れていく。何か目的や夢がある人なら、尚更この感覚は強く感じるはずです。何かが突然変わるわけじゃない。じっと、目には見えない、動いていないくらいの静かな日々の行動が毎日、重厚に流れていく。そのことによる不安にいつまでも耐えなければならないこと。

二連目。「その微かな点滅に附いていこうかそれとも」の「それとも」のところで行分けしてもいいタイミングにも思えますが、それをしないことによる効果を狙ったのではないでしょうか。思考の早さ、を感じます。

スティーブ・ジョブスの「コネティクンザドッツ」を感じました。人生すべてが確かなものじゃない。一見無駄に思えたり、関係がないものに思えることもある。でも、どこかで繋がっていく。

そうして日々、過ごしていきたいものです。
それとも。


今日のメモ ↓

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