おすすめnote詩「煩わしき全てから逃げた」
リズムがとても心地良い。思考のリズム、かな。それと、思わず自分のことのように読んだ。
「私はどこにも属さないことで/どこからも逃げていた」そのうち気がつくことになるのかな。「どこにも属さない」というところに「属してる」ということに。それまでは「逃げられる」と思っている、「逃げている」と思っている。逃げられる場所は何処にもないのに。
「傷つくことから逃げて/からに籠っていること」
もしかすると最初から逃げていたから、逃げている意識すらなくて「からに籠っていること」に未だに実感がわかない、そういうところが自分にはある。
「私は保身に走った」きっとそうだろうな。歳と共にそうなったんだろうな。「保身」って何だろう。多くの人が信じるていることを受け入れるようになったことかな。もう自分だけが信じる正しさはなくなってしまって。
「振り返れば私の足跡には/大した人の繋がりなんて残ってなかった」私も振り返ってみた。そう言われればそういう気もする。人の繋がりに「大した」ものがあるのかどうかすら疑わしい。「薄く、浅く。」がデフォルトな自分。
でも、もしかするとそうじゃないかもしれない。「何も得られなかった」ことなんて、そんなことなくて。本当は得られている。あれもこれも、得られている。そうは思わないかい?
(そう思う自分は「保身」に走っているんだろうね)
今日のメモ↓
夢は詩のコンテストを主催することです。サポート頂けましたら運営資金に使用させて頂きます。優勝者の詩は例えば新聞広告の全面で発表する、などを夢見てます。ですが当面はインタビュー時のコーヒー代。謝礼等に使用させて頂きます。