おすすめnote詩「猛暑の詩」

「太陽」「夏」「愛」が擬人化されています。そのどの文章も素敵です。自分は特に「夏が人のかたちを無くそうとして」のところが好きです。


中盤に「間違いみたいで」が繰り返され、「間違い」が「いっそ正しく嘘の色に」という逆説めいた一節につながっていきます。


「太陽」や「夏」「愛」という大きくて全体の見えないものに意識が向いてしまうのは、うだるような暑さのせいなのかもしれません。


猛暑の詩なのだけど、日中のギラつく表の情景ではなくて、どこか寂寥感を感じる夏の夜、夏の裏を感じる詩でした。

夢は詩のコンテストを主催することです。サポート頂けましたら運営資金に使用させて頂きます。優勝者の詩は例えば新聞広告の全面で発表する、などを夢見てます。ですが当面はインタビュー時のコーヒー代。謝礼等に使用させて頂きます。