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育児は"育自"








育児をしている中で子育ての恩人の方に育児は"育自"なんだよと教えていただきました。

この言葉を聞いた時に
あーだからこんなにも苦しく感じるのだなと腑に落ちたのです。

子供と向き合う日々の中で、
私たちは自分自身とも向き合っていて。

だからこそ、自分の言動や行動に落胆したり、自分を責めてしまう事があったのだと理解しました。


子供を育てている中で
実は自分自身も育てていたのです。

自分の至らないところを見たくなくても見えてしまう
感じてしまうのはとても苦しいもので、
もう育児するの嫌だ!と何度となく感じてきました。


また、自分の育児を通して
自分の親との関係や、幼少期とも向き合うことになるので
人によってはとても苦しいものとなります。

私は自分の親と上手くいっていない方だったので、
なぜ親は私が幼少期にこんなことをしたのか?
なぜ親はこんなふうにしてくれなかったのかな?とモヤモヤとした感情が生まれてくる時が多々ありました。
逆に親ができていた事が自分には出来ないとさらに葛藤が生まれました。


親のようにはならまいと
親のように出来ないと!と
幼少期時期の自分を救うかのように
完璧な母親を目指して育児をしていた時期もありました。


ですが、人間は毎日完璧な親になることなんて到底無理で、
育児の中で母や父の凄さを知ったり、
自分の得意不得意な育児にも気づく事ができました。

得意不得意があるんだから
得意に目を向けて活かして
行けばいいと思うんです。
出来ない事に着目するよりもできる事に目を向けて、そんな自分の良い部分を褒めて、認めて、
出来きる事に感謝をして。



まだまだ私も育自の途中ですが、
決して完璧でなくても
欠点がある親だとしても
得意に目を向けて
子供に言葉や行動で愛情を伝えていけるようにしていきたいです。






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