自分の経験でチームの成長を加速できる。議論するエンジニアチームを作りたい【YOURMYSTAR ENGINEER STORY 12】
今回は、2022年6月に入社したWebエンジニアの大竹さんに、より良いプロダクトを作るための思いや、これから挑戦したいことについてお伺いしました。
新しい仲間と共に、妥協せずに最高モノを作りたい
ーー大竹さんが転職を考えたのはなぜですか?
新しい環境や人と出会いたいと思ったからです。
私は、新卒でヤフーに入社し、その後、仲間と会社を設立するなど、数社経験してきました。 今まで経験してきた会社は、以前に一緒に働いていた仲間から声をかけてもらい、入社を決めていました。
とてもやりがいがあった一方、自分と経験が似ている人が集まることが多かったので、もっと自分の知見や手段を広げたいと思い、転職活動を始めました。
ーーユアマイスターに興味を持ったきっかけを教えてください。
以前から、ユアマイスターのテックリード福田さんのTwitterをフォローしていて、普段のツイートを見て優秀な方だと感じていたのですが、ちょうど転職活動をしていた時期に、ユアマイスターの資金調達関連のツイートが目に留まりました。
興味が湧いたので、さらに彼のTwitterの発信やユアマイスターのnoteなどの情報を読み進めていくと、技術的な考え方やプロダクトに対する思いに、共感できる部分が多くあると感じました。 例えば、新しい技術は、ただ使うことだけを考えると、影響範囲などを考慮せずに使ってしまいがちですが、その技術のメリットやデメリットをより深く理解し、妥協せずに最高のプロダクトを作ろうとしていると感じました。
私も、テクノロジーの方針が合うチームで、細かいところまで考慮して、より良いプロダクトを作っていきたいという思いを持っているので、福田さんのような仲間と一緒に働いてみたいと思い、応募しました。
ーー実際に入社して3か月たちますが、いかがですか?
まず、驚いたことは、入社してすぐのオンボーディング研修のときに、テクノロジーロードマップについての説明を受けたことです。
ユアマイスターでは、プロダクト開発におけるテクノロジーの方針があり、どのような世界を実現したいのか、どのようなスキルを身に着けていくべきなのかが明らかにされています。まだ、15名弱のエンジニアチームの規模で、目的が明文化され、共有されていることに驚きました。
一方で、今のチームやシステムの状態を見た時、チーム開発や開発プロセス、技術の面で、自分の経験を生かし、改善できる部分があると感じました。
気軽に技術的な議論ができるチームにしていきたい
ーー 具体的に改善したいところは、どのようなところですか?
エンジニア同士が気軽に意見を出し合い、作り上げていくシステムに対して議論が出来るチームにしていきたいです。
私は、ヤフー時代に、システム刷新のチームに配属されていたのですが、Appleの世界開発者会議などが開催されるなど、何かのリリースがあった時に、それに対する感想や見解などを、みんなで会話していました。
そのような気軽な会話で生まれたアイディアから、エンジニア同士でさらに議論を重ね、より最適な方針が決まることがあり、とても面白く、やりがいのある経験をしました。
その体験をユアマイスターでもできたら良いと思っています。
私は、自分の意見をどんどん出して、周りを巻き込んでいくことは得意ではないと思っているのですが、協力的なユアマイスターのチームだからこそ、その部分を成長させたいと思っています。
ーーなぜ、議論が大切だと思うようになったのでしょうか。
自分の考えが必ずしも正しいとは思っていなくて、人と意見を交換して、議論することより最適な結果になると考えているからです。
過去に、新卒に教える立場になることが多かったのですが、自分の考えに無かったアイデアを言ってくれて、「たしかに」と納得した経験が多くありました。
その人の経験やスキルレベルによらず、どんな人でも自分以外の視点を持っているので、刺激を受け、知見が広がることはとても多いです。
チームが前進するために、自分の経験を生かしていく
ーー今、技術の面ではどのような改善に取り組んでいますか?
今はインフラ周りに力を入れています。
例えば、クラウドのセットアップは、現在手作業で行っている部分や、設定内容の共有に改善できる部分があります。そのため、Infrastructure as Codeの導入をすることで、今の現状と実現したいことを、チーム全体で共有したいと思っています。 まずは、ドキュメント整備などの細かいところから取り組んでいます。
私は、チームが前進するためには、どこが一番最適であるかを常に考えていますが、今のチームはフロントエンドが得意な人が多いため、ここの強化を図っています。
ーー 他には、どのようなことに取り組もうとされているのですか?
大企業の時に経験した、手順や仕組みなどをユアマイスターに適応させていきたいと思っています。
例えば、大企業ではリリースが高い水準で自動化されていたり、権限も細分化して分離されています。
ユアマイスターでは、チームがまだ小さいため手動での作業でも成り立っている部分がありますが、これから効率的かつ安全にプロダクトを拡大していくためには、自動化の導入は必要です。
私の知見を、成長途中のユアマイスターに導入することで、これからの拡大をスピーディかつ堅牢に進められると思っています。
ユーザーにより身近なプロダクトを目指して
ーー プロダクトに対する思いについてもお聞かせください
ユーザーが当たり前のように日常使いするサービスを作りたいです。
エンジニアにとって、システムを動かす目的は、誰かに使ってもらうこと、企業として利益を出すということが、まず大前提にあると思っています。
エンジニアとして働いていると、技術者視点になりがちですが、何のために開発をしているのかを忘れないでいたいです。
ユアマイスターが目指しているのは、出店事業者さんが自然と毎日眺めたり、見たくなるような、「毎日見たくなる」プロダクトです。
そんなユアマイスターのプロダクト開発の方針にも共感しており、より「ユアマイスター」を人や社会に貢献できるようなプロダクトにしていきたいです。
Profileーー
大竹 玄明
PC、Webが好きで中学生の頃からHTMLに触れて過ごし、地元の会津大学に進学。在学中にインターンシップでWebサイト制作などを経験し、卒業後に新卒でヤフー株式会社に入社。その後数社経験して、2022年6月にユアマイスターに入社。海外サッカーのライブ配信を見ると寝不足になるのが悩み。
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