肩書きを超えて、チームに良い変化をもたらす人でありたい 【YOURMYSTAR ENGINEER STORY 08】
今回インタビューしたのは、2022年2月にユアマイスターに入社したアプリ開発エンジニアの小谷地さん。チーム開発を大事にする小谷地さんの根底にある想いや、今後の展望を伺いました。
全員が当事者意識を持っている環境で、自分の経験を活かして働く
ーー小谷地さんが転職を考えたのはなぜですか?
家庭との両立をしたく、フルリモートで働きたかったからです。前職の会社でも一時フルリモートだったのですが、感染症の状況をみてリモートと出社が半々の就業スタイルになってきたので、転職活動を始めました。
ーーユアマイスターに興味をもったきっかけを教えてください。
ユアマイスターの「モノを大切にする」価値観を広めるビジネスに共感しました。
もともと自分自身、手に入れたモノは長く使いたいという想いがあるので、何かを買う時には、時間をかけて口コミをチェックしたり、機能を調べたりして購入します。アプリ開発を通してパートナーさんの商売を支え、モノを大切する価値観を広めることに貢献できるのがいいなと思いました。
ーーユアマイスターを選んだ理由は何ですか?
正直、ユアマイスター以外にもお誘いをいただいていた会社はありました。ですが、規模が大きくて、いわゆる「安定感がある」会社で大勢の中の1人になるよりかは、自分の経験を活かして、チームに影響を与えながら働きたいと思っていました。
面接を重ねていくうちに、ユアマイスターには、プロダクトチームとしても、会社全体としても、メンバー1人1人が力を発揮して染み出していこうとする、そんな雰囲気を感じたので、ここで自分の経験を活かして働きたいと考えました。
ーーこれまではどのような開発を経験されてきたんですか?
10年ほどアプリ開発をしてきました。比較的、チームの規模が大きくない場所で働いてきましたが、何もない状態から何かを生み出していく経験も、ある程度整備されているものを大きくする経験もしてきました。
ーーエンジニアリングマネージャーの経験もあるとのことですが、ユアマイスターではどのような役割を担うのでしょうか?
アプリ開発エンジニアとして入社しましたが、チームを率いる役割も期待されて入社したので、それにも応えていきたいと考えています。肩書きがなくとも、現場とマネジメントで動くことができる環境だと思うので、両立したいですね。
ーー実際に2ヶ月間お仕事されてみて、いかがですか?
チャレンジングで面白い環境だなと思っています。僕が入社したのが、ちょうどアプリ開発を加速していくタイミングだったので、新しい機能を開発するなどの、はじまり=何でもできる0→1の開発も、今ある基盤をより良くしていき、長く運用するためにどうすればいいかを考える1→10の開発にも、両方挑戦できるところに面白さを感じています。
柔軟な開発で、ユーザーに少しでも早く価値を届ける
ーー小谷地さんが仕事をする時に大切にしていることを教えてください。
ユーザーに早く価値を届けるにはどのように仕事を進めれば良いかについて、日々考えています。
ーーなぜこの考え方を大切にするようになったのでしょうか?
今まで複数の会社・さまざまな規模のチームで働いてきました。直近のいくつかのチームではアジャイル・スクラムがうまく運用されていることもあり、小さい修正や最小限の価値でも細かくリリースしていくことが出来ていました。その細かいリリースにより、日々サービスやアプリが使いやすくなっていくのが目に見えて体験できたというのが大きいです。
ーー「ユーザーに早く価値を届ける」ために具体的に取り組んでいることは何ですか?
どんなときも臨機応変に動けるようにすることを常に意識していますね。
例えば、A・B・Cという3つの機能のリリースタイミングをそれぞれ決めて、スケジュール通りに開発を進めていくとします。作っている途中に、ユーザーにヒアリングしたら、3つの中でそこまで重要でない機能が見つかったとか、よりユーザーにとって価値のある機能が他にあったとか判明することもありますよね。そんな時、もともと予定していた開発の順番を変えてみませんか、というような提案をしていますね。
ーー他にはどのようなことに取り組んでいますか?
エンジニア目線でできること、を常に探していますね。基本的に、アプリ開発においては、PdMの方が考えてくれた新しい機能を追加していくんですが、エンジニアの手が空いてしまうタイミングも少なからずあるんです。
そんな時には、エンジニアの視点で、プロダクトを長期的に開発・運用しやすくするためにどうすればいいかを考え、改善点を洗い出しています。
また、PdMの方から提案してもらった機能をそのまま加えていくだけでなく、エンジニア目線からもアイデアを出していくことを意識しています。みんなで話し合い、ブラッシュアップしたアイデアで、ユーザーに価値を提供していきたいですね。
自分の経験を還元しながら、チームで開発していくことを大事にしたい
ーーチームを大事にされている印象を受けたのですが、いかがでしょうか。
チームで仕事を進めて、みんなで前進できたらいいなと思っていますね。僕自身がすごいエンジニアだとは思っていないので、1人でやるより、みんなでアイデアを出し合ったり、複数人で開発を進めたりする方が、作業時間も短くなるし、より良いものを生み出せると思っています。
これまでの経験として、チームより個人を重視する職場もありましたが、メンバーが動けなくなって、作業が進まなくなるという状況に陥ることもありました。お客様に早く価値を届ける上では、そういう状況を避けておきたいので、自分自身が開発に携わらないとしても、リリース予定の機能の概要や開発方法をある程度知っておくことなどを心がけています。このように柔軟に開発していく姿勢は、チーム全体で意識していきたいと考えていますね。
ーー柔軟に開発できるチームになるために、小谷地さん自身の姿勢や学びをどのようにメンバーに波及させていきたいと考えていますか?
あくまでひとつの手段としてですが、近々スクラム勉強会を開催しようと考えているんです。僕は前職と前々職でスクラム開発をしていた経験があるので、スクラムについてもっと学びたいメンバーに声をかけて、準備を進めています。
ーー勉強会について詳しく教えてください。
スクラムについてわかりやすくまとめられた本を見つけたので、その輪読会をやろうとしています。
その本には、効率的な開発の進め方や進捗管理の方法など、スクラムにまつわるテクニックが解説されています。まずは分担して読んで、スクラムについて少しでも知ってもらいたいです。
その後、自分たちの開発の進め方と比べて、どんなメリットとデメリットがあるか、効率的な開発に活かせるポイントはないか、とみんなで考える機会を設けたいと思っています。
会社に書籍購入できる制度もあると聞いているので、手筈を整えて、早く開催したいですね。
0→1の開発も1→10の開発も、両方挑戦できるのが、面白さ
ーーユアマイスターで今後実現していきたいことは何ですか?
僕はパートナーさん向けのアプリ開発を担当しているので、パートナーさんの利用シーンを踏まえた、アプリならではの機能提供をしていけたらと思います。
現在ユアマイスターで商売を行うパートナーさんに使っていただいているサービスは、ブラウザとアプリから利用できますが、現状は、それぞれで同じような機能を提供しています。
パートナーさんは、ブラウザとアプリを使い分けているので、利用状況をみながら、さらに使いやすいアプリを作っていきます。
加えて、スマホの画面の大きさを活用して、予約状況を確認しやすくしたり、通知機能を利用して、お客様とのパートナーさんコミュニケーションがスムーズに取れるようにしたりなど、アプリを利用する人にとって価値のある機能を0から開発し、どんどん提供していきたいです。
ーー最後に一言お願いします。
ユアマイスターは発展途上なので、マネジメントを経験された方も能力を活かせる環境でありつつ、チーム開発の経験が少ない方もスキルアップできる面白い環境だと思います。自分のスキルを活かしてサービスの成長に貢献したい方、ぜひ一緒に開発しましょう。
Profileーー
小谷地 努
組み込みソフトウェア開発、動画共有サービスのバックエンド開発、写真製本・デザインツール・グルメサービスなど複数の自社サービスアプリ開発を経て2022年2月よりユアマイスターにアプリエンジニアとして入社。最近読んで面白かった本はオードリー若林正恭著『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』、くどうれいん著『うたうおばけ』。
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