喜怒哀楽

喜怒哀楽の怒の感情だけが極端に欠落している気がする。というのも、最近彼氏に少し怒られたことがきっかけでふと思った。彼氏が旅行に行く前にちょうどバイトが終わるタイミングで会えそうだったから、新宿で待ち合わせをしていて、私は急いで支度をしてたから南口にいて、という連絡が出来ずにいたこと、そして南口に来て!と言ってから私が彼氏が来る方面の方に向かったら逆からきて、結局会う時間が少し減ってしまった、という理由で怒られた。なんというか。向こうは向こうで私に会うことを期待していて、それをうまくできなかったからイライラしていた。まあ、その感覚はわかる。けど私には怒りの感情があんまりないから、その彼氏の感覚に寄り添うことはあまりできなかった。

怒りからくる原動力で何か行動を起こせる、ていうのはあるから怒れるひとがちょっとだけ羨ましい。そもそも、怒りの感情がどこから来るものなのか考えたい。

私は、何かに期待して、その期待に裏切られた時に怒りという感情が生まれるのだと思う。実際のメカニズムとかはなんにも知らんけど。

怒りがないわたしは、きっとあんまり何事にも期待していないんだろうな、とも思うと少し寂しい。何にも期待せずに生きて…るのかなあ。でも私もたまに怒る、けど期待に裏切られて、ではなくて理不尽にぶつけられた怒りに対して嫌だなと思う。大したミスじゃないのに、めっちゃ怒ってくる、みたいな。でもそれに対しても、怒りになるわけじゃなくて、キショ〜嫌だな〜程度にしか思わない。本当に怒の感情がないかもしれない。

怒る、というのは相手に期待してるのもそうだし、一緒に生きようとするなら絶対に必須なものだとも思う。何から何までの価値観、考え方が合う人なんて絶対にいないんだから、そのあたりをすり合わせるためには絶対に原動力としての怒りは必要だと思う。

から私も怒れるようになりたい。人に期待できる…ように。