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認識論のあれこれ
以下について https://www.researchgate.net/publication/252446763_Why_Epistemology_Can't_be_Operationalized はじめに 認識論、すなわち知識の理論は、何が真実か、…
ヒトと動物の行動について
心理学において「こころ」を生体の複雑な行動を支える内的過程と言った。
特に、高等動物では刺激と反応の中間において複雑な内的過程が存在する。
少し踏み込んだ言い方をすると、内外の環境から刺激情報を受け取り、神経系や脳の回路を経て、応答として行動を行う。ここで、刺激と反応の関係が直接的か間接的であるかを分ける事ができる。
すなわち、直接的行動か間接的行動である。
直接的行動では、脊髄などの下位の中枢
内観法では困難な子どもの考察
ヴントの心理学では主に被験者に内観報告を求めることで実証的データ得ていた。しかし、子どもの内観報告は大人のそれとは違い信用の置けるものではないとの理由により、20世紀半ばまでの間、発達研究ないし固体発生的研究は軽視されていた。現在ではそれらの研究も心理学の大きな分野の一つとして認識されつつある。そして、こころのさまざまな仕組みが明らかになっているのである。
例えば、1983年,kellmanとS
資本主義社会における神経症
マックスウェーバーは
「自分が救済リストに載っているか不安なので、証が得たくて、神に calling(召命)された職業の、成功こそが救いの証だとして、神経症的に労働反復し、資本主義ができあがった」
と述べていましたが、これはウェーバーが自身の著書、『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』にて、「カルヴァンの二重予定説」を基にした一つの考察でありました。
しかし、西欧の高度な資本主義社会の形