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教師としての挑戦思考。挑戦マインドが教師人生を変える!

 今回は「挑戦思考」という名のもとに記事を書いていこうと思います。「挑戦」という言葉を聞くと、良い意味で捉えることが多いかとは思いますが、実際「挑戦している」と豪語できる人はほんの一部で、「毎日をすごしているだけ精一杯」とおっしゃる人も多いと思います。増してや教師という毎日多忙な生活をおくる皆さんにとっては尚更な話です。ですが敢えて今回は「挑戦はすべき」という立場からお話をしていこうと思います。挑戦をするというマインドは教師人生を豊かなものにしてくれるはずです。

①教師として挑戦する人としない人のちがい

 私が教師を続けてきて感じたことがあります。それは挑戦を続ける人のマインドはいつも希望に満ち溢れていて、近くにいてとても心地が良いということです。常に前向きな話で聞いていてとても面白いものばかりです。いつまでもそのお話を聞いていたいと思いますし、尊敬の念を抱くことも多々あります。子どもにも好かれていて、いつも輝いて見えます。
 当然、そんな先生は職員室の中に1人いれば良い方で、実際は毎日の忙しさに忙殺されているのが現状という先生も多いかと思います。そんな「忙しくて挑戦なんてしていられない!」という意見も本当によくわかります。しかし、挑戦することのメリットは非常に大きいと感じています。日々挑戦している人としていない人では、教師人生においてとても大きな差が出てきます。今回私が言いたいのは「少しでも挑戦思考をもとう」ということなのです。

②何をもって挑戦とするのか

 では、そもそも何を挑戦と見て行動するのか。その疑問はとても大きいと思います。私が考えるにみなさんが挑戦というワードが非常に大きく1人歩きしてしまっていると思うのです。例えばいつもは嫌いな食べ物を今日は食べてみようとするのも挑戦ですし、今日は少し運動がてら歩こうかなと考えるのも言わば挑戦です。考えている挑戦より3つくらいハードルを下げて考えてほしいと思うのです。何も大きなことが挑戦ではありません。

③挑戦と失敗はセット

 必ず覚えておかなければいけないのは、「挑戦と失敗はセット」ということです。挑戦することで良い結果が得られることなんで滅多にありません。失敗が当たり前くらいで考えるべきです。そんな中で失敗を恐れすぎては何もできません。挑戦→失敗の繰り返しの中でうまくいく部分を少しづつ見つけていくのです。この感覚がとても大切です。

④些細な教師としての挑戦

 ここからは私が大切にしている「些細な挑戦」をお伝えしていこうかなと思います。

〇例年通りに縛られない
 お手軽な方法は「例年通り」です。そこまで考えることもなくある程度の成功も約束されています。しかし、それが十分に考えた上での「例年通り」なら良いのですが、そうでない場合は少し時間を割いて考えたほうがよいと思います。私は大体は例年通りにいくとしても「これは今年1つやってみたいな」という挑戦ポイントを入れ込むようにしています。そうすることで上手くいくかどうかの検証も重ねて面白くい色々なことに取り組むことができるわけです。

〇自分で研究するテーマを決める
 その1年で毎年自分が意欲的に取り組んでいこうと思う教科や研究のテーマを自分自身で決めています。例えば今年は道徳について深く勉強をしています。専門は体育ですが、年度によって、その時の心のもちようによって、研究するテーマを変えています。「目標は○○」と銘打って取り組んでいるわけではありませんが、自分ルールを作って取り組むことも大切かと思います。

〇1番の目標は学級経営
 毎年1年間を楽しくすごすという目標をたてて挑戦しています。学級経営を1年間紆余曲折ありながらもやりきり、3月を迎えることがどれだけ大きな挑戦なのか先生方は意識が低いような気がします。とんでもない大仕事を成し遂げているのに、それを挑戦と捉えないでいることにびっくりです。教師人生10年目の私は10回の大きな挑戦を繰り返しています。こういう「え、それも?」と思われることに挑戦というラベリングをしていきましょう。何だか気持ちが高まってくるわけです。

⑤終わりに

 挑戦することが教師人生を豊かにします。そして挑戦のハードルを下げて取り組むこと。これが挑戦を続ける上で本当に大切なことです。私自身も1週間に1度、記事をあげるという挑戦をしている過程がこの記事になります。そんな些細なことで構いません。自分の挑戦を充実させていきましょう。

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