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Ironman Kenting (台湾)に参加してきた



きっかけ

自己紹介を書いて以降、全く何も書いておらず、ちょうど良いきっかけがあったので書こうと思います。
私は趣味にトライアスロンなどと書いていますが、歴はまだ1年ぐらいで初心者中の初心者である。無謀という声もあると思うが、今年の宮古島トライアスロンに当選したのをきっかけにいつか、海外のトライアスロンにもと思っており、お隣の台湾で秋に開催されていることをしり、10/3から10/7まで参加してきました。(台湾ならご飯もそこまで心配が無い、救助が必要な事態になっても感じである程度コミュニケーションできそうと言うのも理由)

Kentingについて

台湾の最南部に位置する町で、高雄 (台湾で台北と大きな)からバスで2時間半ぐらいとそこそこな距離がある。(以下の図を参照 〇が高雄 矢印がKenting)

台湾の地図

台湾は南国っぽい雰囲気があると勝手に思っているが、Kentingは南国リゾートの様な雰囲気の町であった。 (日本で言うと宮古島みたいなイメージ)
秋口なので日本の夏よりも暑いが最高気温は30℃前後で、非常に過ごしやすい気候であった。

波乱の幕開け

10月2日が夜勤明けだったので、関西国際空港へ移動。
10月3日の午前便で関空から高雄へ、高雄へ一泊というのが当初の予定であった。ただ、日本ではあまり報道されていなかったが、この時台湾に台風が上陸していたのだ。 (Ironman Taiwanのサイトから引用)

関空に向かっている途中で、もともと予定していた高雄→関空便はキャンセルの連絡が来た。今回、貯まったマイルの特典航空券を利用する予定であり、変更の連絡をするも全くコールセンターにつながらず、ハラハラドキドキのまま移動日の10月3日を迎える。

何とか台湾へ (10月3日)

結局もともと予定していた航空券はそのままで、移動日の朝を迎える。何とかコールセンターにつながり、ルートの再調整を試みたが提示されたのは、一旦ベトナムへ行きトランジット、ベトナムから高雄へというルートであった。下手したら、間に合わんと思い、一旦もともと予定していた航空券はキャンセル、急遽他社の関空→台北、台北→福岡という航空券を確保した。(航空券を当日に取るなんて、体験談の中の話だろうと思っていたがまさか自分がするとは・・・・・・。)
台北にはつつがなく到着したが、そこからが長かった。本来なら、高鐵(台湾高速鉄道、日本の新幹線みたいなもの)で2時間半ぐらいで行けるのだが、台風の影響で高鐵も途中の台中で一旦ストップ、台中で1時間ぐらい足止めをくらい、結局 7時間ぐらいかけて台湾から高雄に到達した。(高雄に到着してからも、街中の木が根こそぎ倒れたり、比較的大きい駅も水漏れでエスカレーターやエレベーターがストップしたりと台風の影響をまざまざと感じた)

Kentingへ (10月4日)

昨日までの嵐が嘘かのような快晴の中、バスでKentingへ向かう。
(下の写真にある屏東旅行社のKenting expressという高雄の左營駅 (高鐵の終点の駅)からKentingに向かうバスを利用しました。)
予定通り2時間半へKentingへ。宿に到着し、自転車を組み立ててからチェックインに向かう。

チェックイン後、試走へ。
バイクコースはところどころ坂はあるけど、多くても高低差は60mぐらいと今まで出た、トライアスロンの中ではそこまできつくない印象。
ランは始めはなだらかだけど、2km~5kmぐらいがずっと上り坂。ミドルディスタンスは始めてだったが、足が耐えきれるのか心配。
上り坂の途中のホテルでランチして、下っていてスタバでお茶。
スタバでボーっとした後に、ホテルに戻って屋台で夕飯食べて就寝。

レース前日 (10月5日)

朝からスイムの会場で試泳へ。

前日上から見た時は波強めかと思ったが、宮古島よりも全然泳ぎやすい。
ただ、台風が過ぎ去ったあとの影響か海は思っていたよりも透明度は低め。
その後、バイク ランの試走を再度行い、Athlete Buffetへ。
レース前日のブリーフィングや日本語での説明会を受けた後に、バイク預託を行い、またスタバに行き、小休止の後にホテルへ。
ホテルに戻って本番に向けて準備をし、本日も屋台で夕飯を食べて21時に就寝。

レース本番 (10月6日)

緊張のせいかちょこちょこ目が覚め、3時には準備を始める。
前日にセブンイレブンで買ったご飯を食べて、4時半にはホテルを出発。
5時に会場入りし、アップを始める。
アップを始めようとしたらスイムキャップが破けると言うアクシデントがあったが、会場のボランティアの方たちのお陰で解決し、無事スタートラインに立つことができた。
水温からスイムウェアの規定だったが、ウェットスーツしか持っておらず後方からのスタートでスイム開始。
ローリングスタートのお陰でバトルは今まで出たトライアスロンの中で一番マシだった。
自分の中では満足できるペースでスイムを終え、ホテルの中の長いルートを走って、バイクへ。
バイクも目標としていた速度+2km/hrぐらいのペースで終えてランへ。
案の上、2kmからの坂で大幅にペースダウンはしたが、下りで重力を利用し後半の坂は歩きながら何とか、制限時間の1時間10分前にゴールできた。

今まで出たトライアスロンはだいたいどべ1-2割のことが多く、ランは達成出来なかったがスイム、バイクは目標タイムをクリアすることができ、比較的満足できるレースだった。
レースの後は、Post-Race Foodへ。前日のBuffet同じだが、ビールも飲めてケーキも写真の様にIronman仕様だった。

食後はホテルに戻って、片付け+自転車の解体。
当初はKentingに1泊し、高雄から帰国する予定であったが、台北から帰国することになったので、レース同日にKenting expressで高雄へ。
高雄で夜市とマッサージを満喫した。

帰国 (10月7日)

この日も高鐵で台北へ。
9時には高雄を出発し、11時半ごろには桃園国際空港に到着。
16時半の便だったので、ご飯食べたり空港をウロチョロして時間をつぶす。
定刻に出発し、予定よりも20分早く福岡空港に到着した。
予定通りの福岡空港への到着だと帰宅できない可能性があったが、何とか最終の1本前の新幹線に乗り、無事帰宅した。

振り返り

まずは何より、無事行って帰って来れて良かった。
出発前日にフライトキャンセルの連絡が来たときは、そもそも参加自体が危ぶまれたので、本当に良かった。
始めてIronmanに出たが、お祭り感が強く、Athlete BuffetやExpoも盛り上がっており、イベントとしての楽しさも多かった。
今回は台湾だったが、次回はヨーロッパあたりのレースに出てみたいなと言うのが、出た後に強く感じたことだった。

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