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振り切って走れ
ここまでっていうのは
年に何度もあることではないが、
仕事がパッツパツでどうにもならん。
何もかもが滞る。
隙間の時間で
最低限の家事をするのが精一杯。
…でも、いいか。
たまには、いいか。
って思った話を書きます。
なんか昨日はまた、
ネガティブスイッチON!!!
日記がどろっどろ。
彼への罵詈雑言がすごい。
そんな日記を書いた後で
嫌々「おやすみ」を言ったので、
そういうのを敏感に察する彼は笑、
「おやすみなさい」
と安定の敬語。
わかってらっしゃる感じに
またイラつく私。
今朝の時点でもまだ不機嫌。
不機嫌なまま、
ちょっと涙目のまま、
怒涛のハードワークに突入。
そこからはもう、
昼ごはんも食べられなかった。
ごはんも食べずにやったけど、
終わらなかった笑
でもタイムアップ。
無理やり区切りをつけて終了。
頑張れ、明日の私。
疲労感、というか
徒労感??
もう何やってんのかわからん。
身体も頭もぼーっとしてる。
これはこれで、
心地よい感覚。
全力で自分を動かした。
それで何が生まれたわけでもない。
世の中は何も変わらない。
それでも、
今日の私は何かを全力で頑張った。
体内のエネルギーを使い切った。
真っ白だよ。
頭も身体も真っ白。
ふわーってしてる。
軽い。
気づいたら、
彼に連絡してた。
「つかれたよー!」
「全然終わらなかった笑!」
言うだけ言って切り上げようとしたら、
どんな仕事してたんだと乗ってくれた。
私の仕事について
ちょっとは知識のある彼。
そういうやつねー、と
まあ、相槌打つだけだけど。
そこにつけこんで甘えてみたら、
それにも乗ってくれた。
満足。
もうずーっと前の話。
その頃の私も、
というか、
その頃の私は、
若くて仕事も現役だった。
人生でもっとも働いていた頃だ。
寝るためだけに部屋に帰る日々、
でも旅行友達がいまして、
そのときもまた台湾への旅を
予約していた。
バタバタしているうちに、
気づいたらもう出発の日だ!
みたいな感じで
(あーもー、楽しめる気分じゃない…)
とか思いながら飛行機に乗った。
ろくに準備もできなかった。
心身ともにボロボロだった。
しかも、ふたりとも忙しかったので
週末を利用しての1泊3日…!!!
夜中に到着して、
早朝に帰るみたいな笑
いくら若いとはいえ、
「き、キツい!!さすがに!!」
と思った。
あと何にも知らずに行ったのだが笑、
良く聞いてみると、
現地で自由に動ける時間は半日だけ!
でも友人はどの旅でも
1秒も無駄にしない達人。
夜中でも早朝でも
1秒も無駄にしない達人。
1泊3日?
どんとこい!
ほんとに1泊3日だったのか?
と思うほど、
ぎっちぎちに遊びまわった。
ほんとに1泊3日だったのか?
と思うほど、
ぎっちぎちに思い出が詰まってる。
帰りの飛行機の中で、
私はまた脱力していた。
トロトロと溶けそうな眠気の中で
(…なんだこれ??
リフレッシュされてんな笑)
と思った。
南の国のゆったりした時間の中で
ビーチに寝そべって
現地のビールを買い込んで
飲んだくれる旅だけが、
そうやってゆっくりするだけが
癒しの旅だと思っていたよ。
でもこんなふうに
息つく間もなく走り回って
わー!わー!ってなって
そのまま飛行機に放り込まれて
そういう旅もなぜか
私のいろんなものを
半ば強制的に笑
洗い流してくれていた。
行き詰ったときは、
思いっきり
真っ白になるまで
全力で走ってみるのもいいかもね。
もう、
意味とか目的とか結果とか
どうでも良くなるくらい
全力で走ってみるのもいいかもね。
理由とかはないのです。
…しかしまあ、
私も無理のきかない歳になり笑
忙しいながらも
ちょっと体調も悪かったので
朝は仕事前に無理やり病院も行ったのだ。
若いイケメン医師が私の背中を見て
「きれいですね」
って言った。
なんか元気になった笑
多分、これが一番効く。
1泊3日の台湾とかではない。