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写真一枚解説 その5

ニャンコの目キラリ!
キャッチライトについて

人や動物の顔を撮影する際、気をつけておくと写真がグッと印象的になるポイントをお伝えしたいと思います。
顔の印象を決める時とても重要なポイントはやはり「目」です。目を生き生きと写すことが出来ればとても魅力的な写真にする事が出来ます。
そこで、今回解説する写真の様に、目にしっかり「キャッチライト」を入れる事がポイントになります。
「キャッチライト」とは、目の黒目の中に映った光の点のことです。昔の少女漫画などでよくあった、人物の瞳の描き方がまさに「キャッチライト」です。
撮影の際、撮影者の背後に点光源や強い光源があると、瞳に反射して白い点が映り込みます。暗い時間帯の屋場所で、猫だと黒目が大きく眼球の張り出しも大きいのですが、人の場合は、瞳に光が入ってうまく「キャッチライト」として移し込むためには、撮影する角度や光源の大きさや強さなどを探す必要があります。
今回の写真では、天井の丸いシーリングライトの光が、猫の瞳に映ることでキレイな「キャッチライト」が入っています。瞳にしっかり「キャッチライト」が入るとそれだけで、瞳に生命感が出て生き生きとした印象的な顔に写ります。


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