クリスマスの思い出
写真のゆうさんは、5歳。わたしがゆうさんと出会ったばかりの頃です。あれから7年たちました。今年12歳のゆうさん。わたしは父さん6歳半。
わたしが「父になる」ということをはっきりと意識したのは、この時のクリスマスディナーの食材を買いにゆうさんと2人で買い物に行った時。2人だけでスーパーへ出かけるのは、この時が初めてでした。その時ふと、
「あ、今この子に何かあったり、この子が何かをしたりしたら、わたしが責任を取るんだな。わたしがこの子を守るんだな」
と、しっかりとゆうさんの手を握って店の中を歩いたことを覚えています。
あれから7年。当時は、わたしを「とと」や「とっと」と呼んでいたのですが、いつしか「とうさん」と呼ぶようになりました。少し寂しいです。
もっと一緒遊ぼう‼️キャンプや釣りやツーリング、ボーリング、カラオケ、公園、散歩、、、。
ダウン症のある子はゆっくり育つ。本当にそうです。そうでした。そうなんですけど、意外とアッという間に大きくなってた。気が付いたら、もう青年ぽくなってきた。ヒゲも生えてきたし、声も低くなってきた。
ずっと赤ちゃんみたいに可愛かったゆうさん。今年はサンタさんに手紙も出した。7年前は2語文も話せなかったのに、、、。
ずっと、一緒に遊んでくれると勝手に思ってたけど、ずっと守ってあげなきゃって思ってたけど、多分、違うんだな。
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