路傍の花、野辺の花
わたしは、道ばたや野辺にそっと咲く小さな花が好きです。
コンクリートの割れ目に咲くタンポポ
石畳のすき間に咲くパンジー
牧場の砂利道の脇に咲く小さなニホンタンポポ
河原の石にしがみつく様に咲くワスレナグサ
街を見上げる様にひっそりと咲くヒメフウロ
そんな花を見つけては、しゃがみ込んで写真に収めてきました。
小さな花の視点から見る街は、いつもの見慣れた街とは少し違って見えました。ほんの少しゆっくりとした時間が流れていました。みなさんも時々足下に咲く花を探してみてはいかがでしょうか?
陽に晒され、風に吹かれ、雨に打たれ、誰の世話も受けず、わずかな土に根付き葉を茂らせ、茎を伸ばし、つぼみを膨らませて、花を咲かせる。
その花はとても小さく、低く、目を向ける人も少ない。けど、力強く美しく、わたしは何度も勇気づけられてきた。
身近な生活の場に、足下に小さな自然が息づいている。
そのことに気づけることがうれしいのです。
その立ち姿の力強さ、美しさに元気を分けていただいてきたんです。
ここまで見ていただき、ありがとうございます。
ここに上げた写真のほとんどは、スマホで撮っています。
別の記事「最強のスナップカメラ」↓でも書いていますが、足下の様な低い値の被写体。しかも、花はグッと近付いて撮ります。どちらの行為もスマホの得意分野です。足下にかわいい花を見つけたら、ぜひ試してみた下さい。
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