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貧乏人にプライバシーは無い件(前半)

  風邪には色々なタイプがありますね。のどの痛みが最初にきたり、咳から始まったり、鼻水が出たり。ストレスも色々なところに症状が出ます。食欲がなくなってしまう人、お腹が痛くなる人…

あなたのストレスはどこから?


これは、私が鬱真っ只中でスペインへ移住し、半引きこもり生活をしていた時の話です。幼少期からずっとプロのデブの私は食欲が落ちるということはなかったのですが、ある日を境に生理が止まらなくなり、1か月間ずーっと生理だったことがありました。「さすがにやばい」と思い物理的に重い尻を上げ病院に行く決断をしたのですが、ここでスペインの病院基礎知識を皆様にお伝えしなければなりません。

スペインでは国営の病院は基本的に税でまかなわれているので無料です。しかし!!無料ということは悪用する人が出てくるものです。故に国営病院でお医者さんと会うのは相当な努力執念が必要とされます。

まず一般的な過程としては、
ステップ1 病院に電話
ステップ2 総合医との面談(しかしこのステップ2までにすでに2週間ほど待たされる。風邪とかもうほぼ治っている)
ステップ3 総合医が専門医の診断が必要と判断した場合、専門医の予約がとれる(しかしそれも何か月も後の話)

「骨折とかしたらどうすんねん」と思っているそこのあなた。そういう場合は救急病棟へ行きます。銃で撃たれたり、元恋人に刺されたりした場合は、救急病棟に行けばすぐ治療していただけることでしょう。

「なーんだ、じゃあ最初から救急病棟行けばいいじゃん。」と思ったあなた。甘い!!!!!!考えが甘すぎる!!!!!!救急病棟はあなたと同じ考えの方々で溢れかえっています。(本当に溢れかえっている。座るとこ無い。)熱が40度出たぐらいでは3~4時間待たされるのは当たり前!!私は最高7時間待たされました。目に見えてやばい人、救急車で運ばれるレベルの人でないと相手にしてもらえません。

それではなぞの体調不良、そう例えば冒頭でお話しした「生理一か月問題」などが起こり、今すぐお医者さんに診てもらいたい!という人はどうすればいいのでしょうか。答えは簡単!「大枚払って私立病院へ行く」でした!しかし、そんなお金もなかった私は泣く泣く国立病院の予約を取ることになったのですが…

後半は以下の三本立てでお送りします!
「予約、やっぱりとれない」
「ようむしの性生活が丸裸」
「複数プレイ!?若い兄ちゃんと透明なディルド」

お楽しみに!

人気のない患者役を進んでやる甥っ子

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