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生垣の剪定

都心では多くの学校で学校敷地を囲うように樹木や生垣を植えています。

その地域の方針もあるのでしょうが、ブロック塀やコンクリート塀で囲むよりも自然を取り入れた風景が、学校として好まれていると言うことでしょうか。

しかしその学校の樹木剪定を担当する用務員さんに剪定の知識があまりなかったりすると、ヘンテコリンな形の木が並んでしまう、なんてことがよくあります。

あー、ここの人、剪定の知識がないなぁと思う良い例が、ペロペロキャンディー(棒付きキャンディー)みたいと言うか、ドックショーに出場するトイプードルのカットスタイルみたいと言うか、上部だけボンボンつけて、下の枝が丸坊主といった形に生垣をしてしまう人。

一度、そう言う風に切ってしまうと、なかなか元通りにはできません。

他の学校を回って、そこの学校の用務員さんにいろいろな作業についての相談やアドバイスをするような仕事もしているで、垣根の剪定についても「この木はこう切った方がいいですよ」とか「今の時期はイラガと言う刺されるとめちゃくちゃ痛い毛虫がつくので、注意してくださいね」とかそんな話をしながら、切り方を周知したりしています。

写真の垣根はベニカナメモチ。
病気や毛虫の被害を防ぐため、なるべく風通しよく、剪定しています。

加えて、いろいろな考え方がありますが、学校は外から見えなくしてしまうよりも、そこそこ人の動きが見えるくらいにした方が、防犯的にも(隠れる場所がないので)良いと私は考えています。

樹木の剪定も私たち用務員にとって重要な仕事だったりするのです。


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