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神戸っ子にしかわからない残念な気持ち。神戸・三宮の地下街「さんちか」のサテスタが55年で幕を閉じる。

神戸・三宮の地下街「さんちか」にあるラジオ関西の「サテライトスタジオ(サテスタ)」からの発信が3月末で終了し、55年の歴史に幕を下ろす。同局は同7日から11日まで特別番組を企画した。「ありがとう さんちかサテスタ『さんちか Time goes on』」で、サテスタで生放送。原田伸郎らゆかりのパーソナリティー5人が日替わりで登場する。
1967年から使用を始め、市民からサテスタの愛称で親しまれた。当初は生演奏が盛んに放送され、若手ミュージシャンの登竜門として注目を集めた。現在は毎週日曜昼に生放送を届けている。同地下街のリニューアルに伴い使用を終えるが、スタジオ前には過去の番組や視聴者の熱気が伝わる写真を飾り、ファンに感謝を伝えている。
 特別番組は午後1時37分~3時。出演は7日=原田伸郎▽8日=ばんばひろふみ▽9日=堀内孝雄▽10日=イルカ▽11日=もんたよしのり。
 原田は「さんちかの夏のバーゲン初日に公開生放送をして、お客さんと大いに盛り上がったことが懐かしい」と回顧。「最後の放送になると思うと寂しいですが、お客さんと一緒に楽しい時間を過ごしたい」と話した。
 「あなたのさんちか・サテスタの思い出」を公募中で、番組で紹介する予定。応募者から抽選で10人にさんちかで使える商品券2千円分をプレゼントする。詳細はラジオ関西ホームページ。
神戸新聞next 2/15(火) 13:30配信より引用

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学生時代に待ち合わせ場所によく使いました。中のDJたちを見ながら、遅刻する友人(もちろん同性ばかり)が来るのを待つのが常でした。

ラジオ関西というと、一時期、「AM KOBE 558」という小洒落た名称になっていましたが、知らない間にもとの「ラジオ関西」に。

テーマ曲は「海の見える放送局」。確か、むかしは、須磨に局本体が存在していたのではなかったかしら。阪神淡路大震災のとき、揺れが終わってすぐにラジオをつけたのですが、毎日放送も朝日放送も地震に関する報道をしていなく、「そうや、ラジオ関西は須磨やから」とあわてて558khzにチューニングを合わせたら、須磨のスタジオがかなりひどい状況らしく、「神戸の皆さん、とにかくあわてないでくだっさい。ガスの火や電気コードは抜いてください!」とアナウンサーが叫んでいたのを今でも覚えています。

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フォーククルセダーズの「帰ってきたヨッパライ」のヒットはラジオ関西から火がついたというのは有名な話。

帰って来たヨッパライ」は9月26日、CRのフォーク番組「ミッドナイトフォーク」で初めて電波にのり、その時の録音テープが11月5日(日)午後2時半からの音楽番組「若さでアタック」で再放送された。
この放送を聴いた聴取者からの問い合わせ電話、アンコールのリクエストが相次いだところへ、グループから自費製作したレコードのうち一枚が届けられ11月8日(水)の「電話リクエスト」に始めてこのレコードをかけた。
そして11月14日(火)にもう一回流すと、翌日15日の「水曜電話リクエスト」のベストテンに一躍2位に食い込んだ」
ラジオ関西・ファンのブログより引用

いま聴いてもサイケですなぁ。この曲には「はしだのりひこ」はまったくタッチしていないのである。はしだ氏は、この曲のヒット後に参加したのである。

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そんなラジオ関西の「さんちか」のさてすたが無くなってしまう。時代の流れを感じます。

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ゆうもあ倶楽部
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