個性派俳優・<岸田森>には、マッド・サイエンティストが良く似合う。。。

『恐竜戦隊コセイドン』(きょうりゅうせんたいコセイドン)は、1978年7月7日から1979年6月29日まで東京12チャンネル(現:テレビ東京)で毎週金曜19:30 - 20:00に放送された特撮テレビ番組である。円谷プロダクション制作。全52話。
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岸田森がゲスト出演するのは、第29話「コセイドン緊急出動 果しなき戦い」。
1979年1月19日放送。

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岸田さまはエネルギーを秘めた化石から新兵器を造ろうとします。
その風体は、例によって岸田さまがコーディネイトしたであろうトレンチコート状の実験服を着て、六角形サングラスをかけています。 角川映画「蘇える金狼」の殺し屋まんまです。

 研究所はヒドラ像(in ウルトラマン)の中という「円谷育ち」を自慢する岸田さまには、ふさわしい棲家。

突然、タイムGメンの監視モニターに現れ、
「わたしが作ったタイムフリーザーを紹介しよう ハ ハ ハ」
と、マシンガン状のものでタイムフリーザー光線を発射。
推定18歳の女性を秒殺 ミイラにしてしまいます。
マッドサイエンティスト岸田さまの独壇場です。

 しかし、天網恢恢疎にしてもらさず。

自分が造ったロボットに「人間はみんなタイムフリーザーで殺せ」と命令をインプットしたため・・・自分がタイムフリーザーの犠牲に。

「やめろ」と叫びながらも、自ら光線を浴びるような(爆)岸田さま。

 そして、低予算(推定)のドラマには不必要な、ミイラ・白骨化するまでの白髪化→老化→白骨化の細かいメイクをすべて行っている岸田さま。
 B級特撮物(失礼)でもフルスロットル役者根性!いや、むしろB級なら余計に燃える岸田さま。

 今もなお、性別問わず多くの邦画・特撮ファンの心をとらえて離さない岸田さまの雄姿でした。

素晴らしすぎます。

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あと、岸田森さんも、隊長役の草野大悟さんも、ナレーターの村松克己さんも、伝説の劇団「六月劇場」出身です。
六月劇場には、樹木希林さんや松田優作さんも在籍していました。

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