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【読書】🔪森達也「U・相模原に現れた、世界の憂鬱な断面」。やまゆり園、障がい者19人殺害事件は、なぜ、起きたのか。

あなたたちの心の隅の隅の隅に、障がい児や認知症患者への何ともいえない違和感は持っていないだろうか。

逮捕されたときであろうか。拘置所への移送時であろうか。ほのかな笑み。

知的障がい者19名を殺害した植松聖。
「一本の牛刀では、3人しか殺せない」
と計算し、5本の包丁と、金槌3本を用意した。

本当は、もっと、包丁を持っていきたかったに違いない。
しかし、バッグに「自分が傷つかないように入れて運ぶ」には、5本が限界だったのだろう。現場が真っ暗になることも、計算に入れている。

私は、「死刑廃止論者」だ。
自分が信用できないからだ。今夜、いまから、人を殺す可能性がまったくないと、言い切ることは、とてもできない。
殺したい人間は、山ほどいる。
ノートにまとめようとしたが、一冊ではまとめきれなかった。
何を言おうとしたのか・・・
そうだ。
自分で自分に自信が持てないのだ。
「汝、殺すなかれ」
それを守れる自信がない。

だから、死刑が怖い。
ゆえに「死刑廃止論者」だ。

代わりに、江戸時代の「仇討ち制度」「助太刀制度」を復活すべきだと思う。

家族を殺されたら、その家族が、目には目を、で復讐するのが合理的だ。

こんな正直なことを書くと、また、フォロワーが減るな。苦笑

◆◇◆

私が信用に足ると思えるドキュメンタリー映像作家&映画監督。


森達也氏が、実際に植松聖に面会して、克明にその様子を描いている。


植松聖との会話や、彼からの手紙が掲載されているのだが、「字が丁寧でうまい」私の手紙など、他人が読めない。
しかし、植松聖は字がうまい、そのうえに、漢字をよく知っている。
留置所内で、辞書を借りたのだろうか。
私が書けない漢字を、わりと性格に書いている。まあ、少しは誤字脱字はあるが、私より少ない。

地頭は、いいのだろう。

面接に来た人への礼状であろうか。


あと、異常といえる「精神力」。
裁判中に、突如、小指の第二関節を自分で噛み切ろうとする。
弁護士や刑務官に止められて失敗に終わる。
裁判長が「なぜ、あんなことをしたのですか!」
「被害者のご家族へのお詫びです」

その後、留置所へ戻った彼は、監視カメラが見守るなか、今度は小指の「第一関節」を噛み切ることに成功する。
わずか数分の間に、「自分の小指を噛み切る」凄まじい集中力と精神力。
笑っていたという。
看守たちの悔しがる姿を想像すると、実にいい気分になる。
彼らは複数人いて、監視カメラもあったのに、植松に負けたのだ。
看守たちの敗北。
看守(公務員)に対して憎しみしかない私にとって、こんなに愉快なことはない。
おそらく、「減棒」「訓告」「降格」などが看守たちに課せられるだろう。
いい気味だ。

警察官をはじめ公務員は、すべて、無能な腐れ外道ばかりだ。歯値ばいい。

(第一部:おわり。第二部につづく)


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