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【日本のポップス】♬甲斐バンドの「ポップコーンをほおばって」を初めて聴いたときの感想。。。🎸

いきなり、歌い出しが、

♬ 映画を観るなら フランス映画さ ♬

このフレーズに、高校一年生の私はノックダウンされた。

当時、映画研究会に入っていた私は、中学校でルーカスやスピルバーグのアメリカ映画に打ちのめされ、映画にのめりこみ、無事、高校生になり、
ちょっと大人になった気分で、
「さて、次はトリュフォーでも観ようかな」
と思っていたところだったのである。

「おぉ、この甲斐よしひろという奴は、わかっているじゃあないか」
と感心した。


◆◇◆


今なら、さしずめ、

♬ 映画を観るなら 韓国映画さ ♬

とか

♬ 映画を観るなら ネットフリックスさ ♬

てな、ことになるのでしょうか。


◆◇◆


甲斐よしひろ世代のアーチストは、フランス映画の「ヌーベルバーグ」に影響を受けている人が多い。

YMOのファーストアルバム「イエロー・マジック・オーケストラ」のB面に、「東風」「中国女」「マッド・ピエロ」の三曲が入っているが、これらのタイトルは、フランス・ヌーベルバーグの映画監督ジャン=リュック・ゴダールの『ゴダール3部作』と称される映画タイトルから取られている。(「マッド・ピエロ」は邦題「気狂いピエロ」)。
内容は映画には関係なく、ゴダール好きの坂本がタイトルを引用したものであるといわれている。

で、まず、坂本龍一が「東風」(トンプー)を作曲した。

ゴダール監督「東風(トンプー)」より。



⇑「中国女」。とってもわかりやすくて覚えやすいポップス。作曲は、高橋幸宏さん。ファーストアルバムで一番好きな曲です。

ゴダール監督「中国女」より。中国人は出演していなさそうですね。




⇑「マッド・ピエロ」(気狂いピエロ)。作曲は細野晴臣こと、ハリー細野。

ゴダール監督「気狂いピエロ」。はじめ「気違いピエロ」だったのが「キチガイ」はNG!で、タイトル変更だったんじゃなかったかな。うーん忘れた。この後、右手のダイナマイト150トンが爆発!


◆◇◆

まあ、甲斐バンドやYMOが好きなら、フランス映画(ヌーベルバーグ)を観るのも一興かと思います。

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【おまけ】

⇑ 甲斐バンド「安奈」。この曲のタイトルは、ビートルズの「ANNA」にインスパイアされてという。

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ゆうもあ倶楽部
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