Xboxゲームパス「龍が如く7〜光と闇の行方〜」を、一ヶ月かけて、ようやくクリアする。ストーリーが良い!キャラが良い!名作!
いままでの「龍が如く」シリーズを一本も遊んでいません。初めての「龍が如く」が、春日一番でした。
いままでの主人公(桐生一馬?)は、典型的な二枚目で、クールでタフ、というキャラだったようですが。
「7」の主人公の春日一番は、こっけいでズッコケ、義理と人情にあつい、まあ、なんというか、「男はつらいよ」の寅さんのような性格付けがなされています。このユーモラスなキャラのおかげで、意外な展開をみせる中盤から、衝撃のラストまでが「グンッ!」と活きてきたと思います。
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時間にして、150時間以上は遊んだでしょうか。メインストーリーだけなら、もっと早く終わったのでしょうが、「RPG」というジャンルを選んでしまったため、ある種うっとおしい「経験値稼ぎ」や、「お金稼ぎ(ラスト近くで大金が要る)」が必要になりました。
おかげで、はじめはあまりやりたくなかったサブゲームっぽい「会社経営シミュレーション」をするはめになったのですが、意外や意外、これがやってみると非常に面白く、この会社シムだけで、一週間ぐらい遊んでました。
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あと、「経験値稼ぎ」をして、しっかりレベル上げをしておかないと、途中の「中ボス」を倒せないので、先に進めないという事態に陥ります。
ここでは、大阪の道頓堀風の某所に、戦闘アリーナがあり、そこで、優れた武器や防具を集めながら、経験値稼ぎをすることができるように工夫されています。途中離脱OKなのが、助かりました。
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とにもかくにも、これほど「燃えた」ゲームは久しぶりです。
ぜひ、「龍が如く8」も、春日一番を主役にしていただきたいものです。
あ、あと、声優陣が実に良い仕事をしていたことを付け加えておきましょう。
とくに、ホームレス役の安田顕さん、元刑事役の大塚明夫さん(お父さんの大塚周夫さんは「初代・石川五右衛門」「ヨミ様」「ブラック魔王」として有名)は、「これぞ、プロの仕事だ!」といっても過言でもない名演技されていました。
春日一番の声を担当した中谷一博さんは素晴らしいの一言。ラストは感動の嵐です。
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Xboxゲームパスだけでなく、プレイステーションプラスのほうでも遊べるようなので、まだ遊んでいない方は、ぜひ、いちど、プレイしてみてください。
浪花節だよ、人生は。