【NETFLIX】👁🗨韓国版「寄生獣・グレイ」の第一話を観る。確かにオモシロイ!しかし、残念なのは原作にある『藤子不二雄』パターンを削除しているのがねぇ…。
日本マンガの基礎をつくった藤子・F・不二雄さんのマンガには、ひとつのパターンがある。
「万能の能力を持つもの」と「頼りない少年」
この二者がお互い助け合いながら、お互い成長していくというパターン。
「オバケのQ太郎」と「正ちゃん」(オバQは我孫子も一緒の執筆している)
「ドラえもん」と「のび太君」
我孫子さんのほうも、「怪物くん」で、怪物ランドの王子様と頼りない少年のパターンを引用している。
この「ドタバタ・コンビ」が、事件に巻き込まれて成長していくというパターンは、藤子不二雄の後進の漫画家も踏襲し、例えば「鬼滅の刃」にしても
「炭治郎」と「禰󠄀豆子」
「炭治郎」と「柱」
のコンビが、お互い切磋琢磨しあって鬼と戦う。
◆◇◆
このドラマの原作漫画・岩明均の「寄生獣」も、
「ミギー」と「シンイチ」
のふたり(?)が、はじめはお互い反目しながら、次第に友情を育むようになり、超常能力を持つミギーがシンイチを頼りにするまでになる。
だが、ネットフリックスの韓国版「寄生獣」は、この日本のマンガのセオリーをオミットした。
ヒロインは、「ジキル」と「ハイド」となってしまい、
「普段は人間の意識。ひとりの人間」として喜怒哀楽を見せ。
日に15分だけ「寄生獣の意識」が表に出て超常能力を見せる。
人間の意識をもつヒロインと、寄生獣の意識をもつもうひとりのヒロインは、決して、交わることもないし、会話もできない。
ただ、日記(ノート?)を通して、ふたりは意志を疎通させるのみである。
ヒロインと寄生獣、二者の「ドタバタ」を見ることができないのが、残念である。
さて、第二話から、どう、話が展開するのであろうか?
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