「歌謡曲」に見る「DV(ドメスティックバイオレンス)」
むかしの歌謡曲を聴いていると「令和の時代じゃ、アウトなんじゃないかな?」という歌詞にぶち当たります。
その中から、二曲を。
・・・
■「恋の奴隷」奥村チヨ(作詞:なかにし礼、作曲:鈴木邦彦)
♬ 悪いときは どうぞ ぶってね
あなた好みの あなた好みの 女になりたい ♬
♬ 好きなように 私をかえて
あなた好みの あなた好みの 女になりたい ♬
あら~、「ぶって」=「殴って」しまってはいけませんね。「暴力癖」のある男とつきあっているようですね。「殴られても、男のそばから離れられない」、典型的な「DV被害者」ですね。これは、令和の時代では「アウト」です。
・・・
■「浪花恋しぐれ」都はるみ・岡千秋(作詞:たかたかし、作曲:岡千秋)
♬ 芸のためなら 女も泣かす
それがどうした 文句があるか ♬
♬ 日本一やで わかってるやろ お浜
なんや その辛気臭い顔は
酒や! 酒や! 酒買うてこい! ♬
完全に「アル中」ですね、この夫は。酒を飲んでばかりで、あんまり働いていないようですね。それなのに、妻の顔を見て「なんやその辛気臭い顔は!」と怒鳴ったりしていますね。これは、もう、完璧な「DV」です。どこかへ、相談すべきです。
・・・
まあ、他にも、「DV」っぽい歌詞の歌謡曲はありますが、今日はこのへんで。
しかし、あんまり、野暮なことを言っていると「歌も楽しめない石頭」「人生を楽しめない可哀想な人」になるので、わたしのような辛気臭い研究はしないほうがよろしいようです。
おそまつ。
いいなと思ったら応援しよう!
最後までお読みいただき誠にありがとうございます。私の記事はすべてが「無料」です。売り物になるような文章はまだまだ書けません。できれば「スキ」をポチッとしていただければ、うれしゅうございます。あなたの明日に幸せあれ。