『デビルマン』の巨匠・永井豪、極秘書き下ろし作品の実写映画が完成 舞台あいさつで「監督が暴走してすごい作品に」と笑顔。
映画『唐獅子仮面/LION-GIRL』(26日公開)完成披露上映&舞台あいさつが11日、都内の劇場で行われ、原案の永井豪氏をはじめ、主演のトリ・グリフィス、光武蔵人監督、日本語版を担当した声優の新田恵海、松本梨香、関智一が登場した。
『デビルマン』『バイオレンスジャック』『マジンガーZ』『キューティーハニー』など、数々の伝説的傑作を手がけてきた漫画界のレジェンド、永井氏が新たに創造したエロスとバイオレンスに満ちたスーパーヒロインが『唐獅子仮面/LION-GIRL』。
人類滅亡寸前、世紀末の修羅場に誕生した、エロくて強い正義の味方。彼女のスーパーハイレグ・パワーこそ、人類に残された最後の希望だった…。
永井豪ワールドのエッセンスを凝縮した壮大な原案を基に、奇跡の実写映画化を成功させたのは『サムライ・アベンジャー/復讐剣 盲狼』『女体銃 ガン・ウーマン』など、ロサンゼルスをベースに過激なジャンル・ムービーを世界に発信し続けている鬼才・光武氏。
撮影は全編アメリカで行われ、セリフもすべて英語、ハリウッド映画を中心に活躍するキャスト&スタッフが結集した。
原案を担当した永井氏は、作品を見て「原案よりも、監督が暴走してすごい作品になってしまったんじゃないかなと思ってます(笑)。自分がやったらもっと大人しかったんじゃないかなと」と笑顔。
元々は大都市で繰り広げられる『バットマン』的なイメージでつくったというが、「荒野で撮影する方が安上がりということで、急きょ地球を滅ぼしちゃって(笑)。この暴走ぶりがどうなのか分からないようなことがあるんですが、面白く見ていただければと思います。
僕の影響をすごく受けた監督ということで、原因は自分にあるんだなと思いました(笑)」と笑いを誘った。
また、松本は今回が初めて音響監督を務め、日本語版のディレクションをしたそう。
「吹き替えではなく、日本語版としてみんなに楽しんでもらえるようにしたいなとすごい心がけました。アドリブも声優さんたちにお願いして、いっぱいリクエストさせていただきました」と思いを語った。
一方、そのディレクションを受けた関は「いろんな無茶ぶりがありました(笑)」といい、「久しぶりにヒリヒリした緊張感がありました。我々のことを知っているから、演出されるとすごく緊張するんですよ」と苦笑いだった。
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