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【中学国語】👦質問「漫才師の横山やすしさんの決め台詞に『たのむで、しかし』という言葉がありました。さて、『しかし』のあとには、どんな言葉が省略されていたでしょうか?」
①「たのむで、しかし、謝ったら許してあげます」
②「たのむで、しかし、斎藤元彦だけには頼んでも無駄だ」
③「たのむで、しかし、断ることも可能である」
④「たのむで、しかし、今日も雨がやみませんねえ」
⑤「たのむで、しかし、たのむほどのことではありませんでした」
うえの中から、ひとつ選びなさい。
・・・
【解答】
答はあなたが死んだあと、天国に「横山やすし」さんがいらっしゃいますので、直接聞いてください。
先生は、横山さんではないので、こんなことわかりません。
・・・
◉このネタは「宮本輝」のエッセイからヒントを得ました。
ある日、宮本輝が自宅で小説を書いていると、「お父ちゃん!」と息子が部屋に入ってきた、と。
「なんや、仕事中やぞ」
「あんな、いま、現国の問題集やってたら、お父ちゃんの小説が問題につかわれてたんや。でも、問題がむずかしいて、わからんねん」
「なに?わしの小説?」
宮本輝が問題集を受け取ってみると、昔、自分が書いた短編小説が使われていた。
「…なになに、下線部の行動をとった主人公の気持ちを下の中から選べ、やと・・・」
「お父ちゃんが書いたんやろ、わかるやろ」
「なんやこれ!このなかに答なんかあらへんぞ!だいたい、わし、この小説を書いたとき、締切に追われて、主人公の気持ちなんかな〜んにも考えてなかったわ。答は、『なんにも考えていなかった』や」
「そんなん書いたら、先生に怒られるやん!」
「ちょっと、この問題集つくった出版社に文句いうたる」
と、その後、宮本輝は、実際に出版社へ苦情の電話を入れたが、責任者がでてこなかったので、苦情の手紙を送った。
まあ、「現代国語」の問題って、こんな感じで「ええかげんにつくっている」のでございます。
チャンチャン!
⇑ あんた、知らなんだやないかい!
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