女神は存在する説
友達ゼロの土地へ引っ越し、寝て起きて最低限の家のことをすると休みが終わってる?な日々で、
いろんな人からいろんなことを言われて感情を逃すしかないような、
父親よりも年上の男性から女として見られ、女性じゃなければと思ったようなこともありました。
今まで何があってもぐっすり眠れていた私が、寝付けないがために夜中2時くらいから鴨川を歩く日が続いたときはどうしようかと思いました。
いつも優しすぎる母に電話越しに当たってしまい、心が痛くなったことも数えきれません。
また、好きな人と話せる時間も、仕事で疲れているだろうし電話先で困らせたくないから、と高めの声で喋る自分を客観視して残っていた乙女心に自分で驚いたこともありました。
そんなとき救われたのは
自分が信じていることと、
大好きなディーバたちのメッセージ、
そして候補者の気丈な姿でした。
思春期6年間を女子校で過ごした私は、
重いものを運ぶことも、雑巾掛け競争も、
全力でふざけることも、全力で笑うことも、
お互いを応援することも支えることも、
お互いから学ぶことも、お互いを頼ることも、
すべて学びました。
女子校時代の思い出は私の信念と個性を形成するものであり、
「女性はなんでもできるから強くありなさい」
と怖いものを吹き飛ばしてくれたのでした。
また、大好きなディーバたちが発信するメッセージは、いろんなことを思い出させてくれて、言い聞かせてくれました。
女性は賢くて、強くて、美しいこと。
「私はこのまんま、完璧に生まれたの」と声高らかに歌うこと。
「 誰が世界を回してるの?ガールズでしょう?」と走り出すこと。ビヨンセもヘイリーもアリアナもクリスティーナも最高。
っていうとなんか海外ドラマっぽくて楽しいですね。
そして、京都生活で一番近くにいた候補者。
これまで築き上げた会社・仕事を一旦止め、
自分の後ろには
居場所を見つけられないひと、
理不尽な差別を受けて困っているひと、
自分を受け入れられずに苦しむひと、
などなどたくさんのひとがいるから、と
政治のフィールドに入ったのでした。
とても心の優しいひとだから、いろいろなシーンで嫌な想いも、悲しい想いも、イラっとするような想いもたくさんあったと思います。
私に言いにくいことも多かったはず。
けれど、誰に対しても分け隔てなく接し、行く先々で会う人の心をつかみ、 キュートに笑い、元気に食べ、 こんなに聡明で強く、美しい女性がいるのかと。
彼女の気丈な姿を見て、私も心配かけないようにしなきゃとにこにこしていられるのでした。
(いつもにこにこしていたつもりだったものの、顔が引きつっているときも多かったようで、10歳年上に見られていたこともあったので、女優力を磨いていきたいと思います。)
もちろん、母の「強気でいなさい」という言葉も、祖母の「早く帰ってきなさい」という言葉も、親友たちの「いいランチ見つけたよー」というメッセージも、壁に、屋根に、なってくれました。
私は、女性のもてるパワーを信じていて、もっともっとあちこちで発散できたらいいのにと思っています。女子高生が外で友達に会ったときの叫び声で発電できんじゃないかとも思っています。
(ちなみに私も友達に会うと叫んでハグするクセがあるので、、、そう、中身は女子高生なのかも。)
女性であることが面倒になることもあれば、
女性であることをハッピーに感じることもあります。
けれど一番は、女性かどうかなんて関係なく
いろんなひとからエネルギーをもらえて、いろんなひとにシェアできることが素敵ですよね。
今回はたっくさんのひとたち、中でも女神たちに支えられてきましたが、次は私が誰かの女神、クイーンオブ女神になれるように成長したいと思います。