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ぱっくり、5ヶ月間振り返り

はじめに、

何も分からない状態で飛び込んだにもかかわらず忍耐強くたくさんの世話をしてくださった京都の皆さま、
東京からずっと心配してくれていた友人、
あたたかく送り出してくれた前の会社の上司先輩クライアント方、
「洗濯物が溜まりました」を合言葉に嫌な顔せず何度も京都に来てくれた母・家族、

そして、誰もができるわけではない貴重な経験をさせてくれ、全信頼を置いてくれた候補者・彼女のご家族の皆さま、
あらためて本当にありがとうございました。

東京に帰って会う人みんな「京都の結果が気になって開票速報ずっと見ちゃったよ」と言ってくれたのが嬉しかったです。

振り返って、ああすればよかったのかな、もっとこうできていたら、という思いはあれど、いつを思い返しても挑戦してよかったし、後悔したことは一度もないです。

ということで、始まった3月から7月末までの5ヶ月間を、ぱっくり3つに分けて振り返りたいと思います。

⑴ 3月〜4月

3月は、毎日何が起きているのか
よくわからないまま過ぎ去っていきました。

4月は統一地方選挙があり、市議会・府議会・町議会の選挙を中から見せていただきました。どの候補者の方もあたたく、肩肘の張らないいい意味で「普通の人」でした。
「普通の人」が自分の住む地域やコミュニティの課題に向き合い、自分なりの解決策を持って提案していく。そういう「普通の人」がこんなにいるのか!と良い驚きの連続でした。

自治体政治って多分、一番生活に密着している政治だからこそ、いろんな特性・属性の方が議員になるべきだと思います。
赤ちゃんがいるお母さん、ずっと市民団体運動をしてきた活動家、ADHDなど性格の特徴をオープンにしている人、手話話者、 日本国籍を取得した外国人、セクシュアルマイノリティ当事者。
みなさん多分、立候補にあたり、いろんなことをいろんな人に言われて傷つくこともあったと思います。地域の代表になるべく立ってくれたことがすごい。感銘でした。

一気に自分の世界が広がった春でした。


⑵ 5月〜6月

私にとってはこの時期が気持ち的にもっともヘビーでした。
私の心に、余裕が少なかった気がします。いよいよ選挙に向けての動きが一気に進み、煙立っていく士気と、骨を折ってくださる方々を目の前に、“戦感”を日に日に重く感じていました。

毎朝大きなメガホン・のぼり・チラシやパネルなどをカートに積んで電車やバスで移動して候補者と私の2人街頭演説を始め、
日々の情勢に合わせて予定を組み、取り消し、組み直し、
ニュースに合わせて情報を集めたり、
手伝ってくださる方を募集したり、
要となるイベントをドカンとやったり、
じっくり社会課題について学んで考えるイベントをやったり、
広報物に載せるメッセージなどを一緒に考えたり、
人柄や信念を伝えるインタビュームービーを作ったり、
政治討論会があったり、、、

この頃の楽しみは、夜遅くにラーメン屋さんやハンバーグ屋さんで今日あったことシェアを彼女とする時間でした。

明けない梅雨はないのよね、と当たり前のことにも気がつきました。


⑶ 7月

7月4日に17日間の選挙戦が始まり、7月21日に終わりました。17日間何回私が泣くかと、心配されたこともありましたが、おかげさまで、人前では泣きませんでした。

基本私は事務所に居て、早朝に随行車両を送り出し、
事務作業したり、
ボランティアチームのみなさんと行程の調整などをしたり、
事務所に来てくれる方と話したり、
次の日やイベントの準備をしたり、
電話かけしたり、
帰ってきた候補者・ウグイスさん・運転手さん・随行の方を出迎えたり、、、

選挙期間中は事務所に人が増えますし、知人友人ご家族も手伝いに来てくれましたし、スケジュールが決まっているので、むしろ楽しかったです。

広い駅の前や大通り、商店街の近くなどでのぼりやパネルを立て、チラシを配り、街頭演説すると、反応なども分かりやすく、選挙!!という感じがわくわくしました。

期間中、朝から晩までフル稼働で、どんどんやつれていく候補者を見るのは胸が痛みました。
けれど、毎日行く先々へ応援に来てくれたボランティアチームの方々やお友達の顔を見てとっても嬉しそうな彼女を見て、応援の見える化の大切さを感じました。

私自身も、毎日全力で応援してくれ、どんなことも一緒にやってくれ、私まで気遣ってくれたボランティアチームの方々にとてもとても助けられたし、充電してもらいました。

そして尊敬している私の友人も、後半10日間ほど泊まり込みで手伝ってくれ、いつもどおりくっだらない話をして笑わせてくれ、
もう、居てくれるだけでメンタルケアでした。
生理直前で気が立っていて「私明日からイライラするから!」と謎の宣言をしたときも、いつも通り受け止めてくれた彼に感謝しています。

投開票日は気が気でなく、食べる気にもならず、「胃が痛い」以外しゃべった記憶がないので、思い出せる頃にまたあらためます。

そんなこんなで、はっとしている間に5ヶ月が過ぎていきました。

ラーニングはとても多く、我ながら随分とタフになったなと褒めたいと思います。

#選挙 #振り返り日記 #政治

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