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元気なニート生活振り返り~おうち時間の非日常編~
8月末、背中を押してもらって乗っかった清水の舞台からそっと降り、京の都から東京に帰ってきました。
会う人会う人に「今何してるの?」と聞かれました。
無職になって、実家に帰ったので何も言えず「元気なニートです!」あるいは「プロネットフリクサーです(そんな言葉あるのか知らない)」と答えて、周りを困らせていました。
お外時間の充実編はこちら🍁🚌
ほぼ毎日海外ドラマを見てたりもしたわけですが、もちろんただハラハラドキドキしていたわけではありません。いかにベッド周りを充実させてドラマを楽しむかにも頭を使ったことはさておき (よく泣くのでティッシュは必須)、海外ドラマの世界という非日常ながらも、気づきはあるものでした。
①素直に自分の気持ちを伝え、言い過ぎたら謝ること
私は、余計なことを言ってしまうことも、言い過ぎることも、この私ですら言わな過ぎて後から後悔することもしばしばあります。
なんで海外ドラマ・映画の女性ってあんなに勝手なのに結果的には愛されるのでしょうか。Gossip Girlのセリーナだって、SATCのキャリーだって、「ティファニーで朝食を」のホリーだっていや随分とわがままです。
実世界に彼女たちのような行動が受け入れられるかは環境次第だと思いますが、気づいたのは、自分の気持ちにすごく素直でちゃんとそれを自分の言葉で伝えるのですよね。
そして伝え方もわかりやすい。
し、だいたい言われたほうもハッとすることが多いので、関係性や状況は好転していきます。ハッピーエンドにならずとも、素直なコミュニケーションで複雑な状況が少しほぐれます。
日本とアメリカのコミュニケーションやものの言い方・捉え方が違うことはもちろん分かっていますが、改めて気づきました。
ちなみに、弟に「私を一言で表すと?」と聞いたら、真顔で即答。
『奔放』とのことでした。もう向こう見ずな生活は当分いいかなというかんじですが、まだまだちゃんとわがままに、いきたいと思いました。
②思い込みやバイアスに気づくこと
キュートなイケメンポリスが、列車での自爆テロを阻止に成功したことが買われ、内務大臣のボディガードに任命されるも、自分が解決した自爆テロに起因した事件に巻き込まれる、というストーリーのイギリスドラマを見ていました。
結果的には、イケポリ含め、事件に関わっている警察や保安職員みんなが騙されていたという話なのですが、それは偏見に基づくものでした。
連なる事件を設計したのはイスラム系女性のエンジニアでした。
彼女はすべての始まりの事件、列車での自爆テロ未遂の実行者として登場します。
イケポリは「彼女は悪い夫に騙されて自爆テロなんかさせられているかわいそうなイスラム女性だ」と判断し、周囲を説得し、体を張って自爆テロを防ぎます。
彼女を守ったことで恋人は殺され、最終的には自分の身にも爆弾が巻かれることになります。自分の身も町中の安全も爆発の危機から守り抜き、最後の最後にこの女性に「何か知らないか」と尋問しているところで、初めて、彼女が自爆テロにはめられたかわいそうなだまされたイスラム女性ではなく、頭の良いエンジニアですべて彼女の計画で行われていたことが分かります。
「みんな騙されていた・欺かれていた」ということでもありますが、自爆テロをしようとしているイスラム女性=夫に騙されているかわいそうな女性だと決めてしまったのは残念ながらそのイケポリ。
人を疑え、見た目と属性を信じるな、と言いたいのではなく、
見た目と属性と、世間が作り出す分類分けされた人間グループのイメージを信じ込むなと気づきました。
(補足ですが、警察の仕事・ボディガードの仕事をしているときのイケポリは強いまなざしでポーカーフェイスで無駄がなくてかっこいいのですが、自分にもう興味がない元妻に「聞いて聞いて」と無邪気に電話しちゃう姿や、新恋人に見せる気を許したクールな顔のギャップが良かったです。美味しいドラマでした。)
そして、もうこれは既出ではありますが、
クィア・アイで自分の好きなものを貫いて、いつかきっと自分の魅力に気づくこと。
またどっぷりドラマ数話一気見したいなあと思います。。。トイレ行くときしか布団から出ないやつ。