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僭越ながら、私は美しい。   #国際ガールズデー

しびれますよね。

最近ぐっと来た言葉です。


10月11日は、**国際ガールズデー **という女の子の権利や教育、エンパワメントをお祝いする日です。
もっともっとガールズが社会で走り回ってほしいと願う想いを抱えた人間として、
そして自分達より若いガールズに、もうこれ以上古いことを残したくない人間として、
色々思い起こしてスイッチが入りました。

私の周りには、それはそれは強く賢く美しいガールズがたくさんいます。

大声で笑う顔が可愛く、美味しいものを頬張る姿がチャーミングで、彼女たちは個性と自分らしさを大切にすることを知っています。
そんな彼女たちからもらうエネルギーと気づきとあたたかさは計り知れません。
そして彼女たちからどんなことが身の回りで起きているか教えてもらいます。

「飲み会でコンパニオン扱いされる」
「会社で初めての女性総合職として入ったら、男性上司から『どう接していいか分からない』って言われた」
「事務職の女だからって下に見られる」
「『そんなに食べるの?』って驚かれた」
「彼に『太ったね、前の方がかわいかったのに』って言われた」
「『気持ちに訴えたいなら泣け』」
「痴漢によくあう」
「電車でスカートを切られたことがある」
「結婚して苗字が変わったらこれまで生きてきた名前で書いてた論文とか研究実績が引き継げなくなった」

私の身にも心当たりがあったりします。

電車で痴漢にあったり、
胸が大きめなだけでエロそうと言われたり (結構多いんだけどバカじゃねえの)、
ジムで録画されてたことがあったり (周りの人が気づいて教えてくれました。汗だくのところ撮られても可愛くないので消してもらいました)、
好きだったひとから「お前の友達の○○って子、かわいいから紹介して」と言われたり、
膝が出るくらいの長さのスカートを履いていたら「誘ってるのか?」と聞かれたり、
セクハラキモいっすって話をすれば「気を持たせたお前が悪い」と怒られたり、
こないだの火曜日の夜には30代後半くらいの男性からあとをつけられていました (最近FBIのドラマばっかり見てるのに気づかず、ご丁寧にも 「あとをつけていました」と声をかけられてびっくりしました)。

半人前の人生すら生きていなくても、不快なことは思い返せば結構出てきます。
もっといろんなことを経験した大人のガールズはたくさんいるし、今日も世界のどこかで強く賢く美しいガールズが想像できないような嫌がらせや苦しいことなどを経験していると思うと内臓がひっくり返ります。
いや、そういえば、強く賢く美しい女性たちが彼女たちの素晴らしさを生き生きと発揮できない状況の中に入ってしまったこともありました。思い返さなくてもやっぱり悔しい。



まじで誰目線って感じなんだけど、自分に言い聞かせるためにも、言いたいことがあります。


どうか、あなたの美しさを、見つめることができない人からのしょーもない一言で消してしまわないでください。

どうか、あなたの賢さを、理解できない人からのくっだらない一言で隠してしまわないでください。

どうか、あなたの強さを、受け入れることができない人からのどうでもいい一言で飛ばしてしまわないでください。

そして、周囲の人や環境から求められる枠や姿にフィットしようと、自分を消費しないでください。

残念ながら、おそらくこれから、色んなことが起きると思います。だってこんなペーペーの私にでさえ、ガールズであるがゆえに嫌なこと不快なことってあったんだから。

あなたは美しく、僭越ながら私も美しく、ありのままが一番魅力的で、
それに気づかないひとは「残念ね」と思えばいい。

強く、賢く、美しいガールズが、もっともっと世の中を変えていくことを楽しみにしています。

あなたは誰が何を言おうと美しく、僭越ながら私も美しいのです。

#国際ガールズデー によせて
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