第110回中検準1級受験記録
こんにちは!
中国語オンラインレッスン講師のようめいです。
2023年11月(二次試験は2024年1月)実施の中国語検定試験で、準一級に合格いたしました。一次・二次含め、そのときの振り返りを記録しておきたいと思います。
ちなみに結果はこちら↓
一次試験
正直なところをお伝えすると……
「問題運が良かった」この一言に尽きます。(なんの参考にもならない)
大問1読解問題のテーマが断捨離提唱者「やましたひでこ」さんで、以前から好きで見ていた私にとっては、ご褒美としかいえないテーマだったからです。
その他の点としては、中日・日中訳問題の採点基準が想像していたより大幅に甘かったのも嬉しい誤算でした。
二次試験
今回主に参考記録として残しておきたかったのは、二次のほうです。
試験開始前
試験は原則Zoomで行います。
今回面接官の方は、日本語を話す男性の方と中国語を話す女性の方の2名でした。
まず事前(一次試験合格後)に送られてくる日本中国語検定協会からのメールに、「開始時間:15:30 ※遅くとも開始時間の10分前には待機してください。」と記載されていたため、余裕を持って開始15分前に入っておこう!と思って入っていたら、15:18くらいに画面が切り替わり若干焦りました。
そして私は勝手な想像として、いつもZoomでレッスンをしているときのように、面接官の方々と正面目と目を合わせてするものだと思い込んでいたのですが、実際面接官の方々を映すカメラは、彼らの正面に設置されてありました。しかし面接官の方々は自分の目の前に置いてあるパソコンの画面を見ていらっしゃるため、視線が合うことはなかったです。
最後にこれは設定の問題かもしれませんが、最初「ホストによりマイクとカメラがオフにされています」という表示が出ていたため、始まったら勝手に解除されるのかなと思っていると、始まった後「聞こえますか~?」と尋ねられたため、こっちで解除しないといけないのか!と慌てて解除しました。
以上の個人的なあたふたから、緊張していたのがどこかへ飛んでいきました。
試験内容
最初は「簡単な日常会話」でした。
私が尋ねられたテーマは以下の2点です。(もちろん中国語)
① 中国料理は好きですか?
② 中国料理と日本料理の違いは何ですか?
次に「口頭での中文日訳と日文中訳」でした。
半分失念しており申し訳ないですが、以下の各2点です。
〔中日〕
① 失念
② 除了小王以外,小张也要去。(一部間違っているかも)
〔日中〕
① しばらく会っていなかったけど、彼女は相変わらずおしゃべり好きだ。
② 失念
最後に「指定されたテーマについて1~2分のスピーチ」でした。
私はこの対策として、聞かれそうなテーマについて事前に回答を作成しておき、緊張しても口から出てくるように何度も音読を重ねておきました。
指定されたテーマは以下3点で、そのうち1点を選ぶ形でした。
① 我的生日
② 我喜欢的公园
③ 我和家人
第一印象「公园!!!!!?????」
このテーマを選んでスラスラ言える人は本当にすごいと思います。
私は事前に“我的父母”をテーマとした回答を作っていたため、それに自分との関わりをアドリブで足して乗り切りました。
テーマを提示されてから、発表まで1分間の準備時間を与えられますが、私は一から全部組み立てていたら全然足りないなという印象でした。
以上二次試験について一通りの流れを書きましたが、できるだけ笑顔でハキハキと答えることを全体を通して意識しました。
まとめ
私が学習に使用したのは、主に以下です。
〔筆記〕
① 過去問題
② 準1級・1級用トレーニングブック
③ キクタン上級編
〔リスニング〕
① 上記3点
② Podcast
・NHK WORLD JAPAN
・ChinesePod ADVANCED
・声动早咖啡
他にも中国語検定の体験記をブログなどにあげてくださっている方々がいらっしゃるので(私も受験前非常に助けられました!!)、今後受験される方はぜひ情報を集めてみてくださいね。
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