『世捨て人のすすめ』を読んで。
こんにちは、youmeiです。
今回は本の感想と、備忘録を書いていきたいと思います。
”世捨て人”に興味を持ったのは、今のお金中心の社会に対し、違和感をもっており、色々と検索していたところ世捨て人という価値観を知りました。
その価値観が今の私の人生方針にかなり似ており、本を探して読んでみました。
試しに読んでみた本が、タイトルにある”世捨て人のすすめ”です。
内容は仏教的な観点からの本でしたが、とても学びが多かったです。
この記事では私の心に残ったものを書き残したいと思います。
備忘録
幸福とはどうでもいいことで忙しくしていること
理想がないと、現実が間違っていることに気づけない
大器晩成→器は完成しない
そもそも器と捉えること自体が間違い。
人間は常に成長の余地があって、上限はない。
本の感想
本当の自由とは強制せず、されず、自分の本心に沿って生きることだと思う。
物欲人間
今の社会は競争社会でお金が優位の『物欲人間』が多い。
ものが豊かになれば、心が貧しくなる。
今の人たちはものが豊かになり、便利な文明の利器に振り回され、お金がないと生きられないと思っている人が多いと思う。
確かにお金がないと今の社会では生きづらいが、それが生存に関係するかは別の話だと思う。
強迫概念で”稼ぐこと”に支配されている気がする。
江戸時代の人は1日4時間しか働かなかった。
江戸時代の人は1日4時間くらいしか働かなかったらしい。
最低限の食い扶持を稼いであとはのんびり過ごしたらしい。
それ以上は浅ましいと思っていたとか。
私もこれをみて、自信がついた。
最低限の収入のみを稼ぐことにどこかしら焦りを感じていた。
頭ではわかっているが、やはり思考を変えて2年ほどではそう簡単に、心から納得できなかったのだと思う。
”必要以上のお金を稼がないといけない”
でないと何かあった時に対応できないという思い込みがまだ心の片隅にあった。
ただ、先人がそういう生活をしていたとわかると、安心できた。
生活費を稼ぐのために忙しくするのは不幸
人生をどう生きるかは人の自由であるが、生活するお金を稼ぐのが中心にあるのでは、何か人生もったいないと思う。
食うのに困ったり、国がまだ若いころならわかるが、社会として成熟しつつある今の日本では生活以外に焦点を当ててもいいと思う。
もちろん本人が”稼ぎたい”なら話は別だが、100人が100人そういうわけでもないだろうし。
と今回はここまでになります。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。