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光る砂粒

ふざけた冗談話の中にも
キラリと光る砂粒が混ざっていた

君は知ってか知らずか
きっと知らずに話していて

お互いの反応に反応し合って
何でもない砂粒に光が刺した

僕がホウキで掃き始めると
ダンゴムシは丸まったまま
動かなくなった

すぐに根負けした僕は
掃くのを諦めた

それがお互いにとって
最善の選択だった

ダンゴムシはきっと
どの砂粒が光るのかを知っている

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