僕が抱きしめていたもの
午後二時
ソファに寝そべり
好きな音楽を聴き
おだやかな風に
ゆれる木の葉を窓越しに
まだまだ高い陽の
乾いた空気が
どの音をも軽くして
感傷の淵から
過去に吸い込まれそうな僕を
この世に引き止めてくれてる
だけどもうすぐ君が帰って来て
何か言いながら
僕の音楽を小さく小さくして
僕から至福を取り上げる
それまでのわずかな時間を
両手で抱きしめようと思うけど
この手の中にあるのは
本当はなんだろう
午後二時
ソファに寝そべり
好きな音楽を聴き
おだやかな風に
ゆれる木の葉を窓越しに
まだまだ高い陽の
乾いた空気が
どの音をも軽くして
感傷の淵から
過去に吸い込まれそうな僕を
この世に引き止めてくれてる
だけどもうすぐ君が帰って来て
何か言いながら
僕の音楽を小さく小さくして
僕から至福を取り上げる
それまでのわずかな時間を
両手で抱きしめようと思うけど
この手の中にあるのは
本当はなんだろう