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ダンゴ虫の詩

僕は落ち葉を掃いていた
ダンゴ虫が一匹
のんびりと歩いている

確かによけて掃いたけど
危険を察知したのか
ダンゴ虫は丸くなって
動かなくなった

生きていくのには
それが最善だろうけど

相手が無機質なホウキで
操作しているのが
未知の巨大な生き物だ

そんなことを知らないダンゴ虫は
自分に出来る精一杯で
必死に丸まっている

今日テスト勉強する予定だった教科の
教科書を学校に忘れて来た君は
失態を犯してしまったと笑っている

ホウキで履くべき奴がここにいた

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