地球の囁き
蝉の声で目覚めた朝
うるさくて寝てられないと
妻は一足先に寝室を出た
横たわった体を通り抜けた蝉の声は
ずっと先のその先の
人間が知らない領域に響いてる
そんな気がして聴き入ると
単純に思えた鳴き声は
繊細で色んな音を含んでる
これは地球の囁きじゃないのか
そう思うと自分で自分を
抱きしめたくなる
子供の頃に競って捕まえてたのを
今になって後悔する
あの頃は何も知らなくて
今はもっと知らない
蝉の声で目覚めた朝
うるさくて寝てられないと
妻は一足先に寝室を出た
横たわった体を通り抜けた蝉の声は
ずっと先のその先の
人間が知らない領域に響いてる
そんな気がして聴き入ると
単純に思えた鳴き声は
繊細で色んな音を含んでる
これは地球の囁きじゃないのか
そう思うと自分で自分を
抱きしめたくなる
子供の頃に競って捕まえてたのを
今になって後悔する
あの頃は何も知らなくて
今はもっと知らない