小泉進次郎の話
本筋に入るそれまた前に…今回は政治家の話という事で、『トリカエナハーレの話』と同様に小泉進次郎『先生』と呼ばせていただきます。 政治家に対して『先生』と呼ぶことの是非が問われるようなケースも存在してはいますが、この方が個人的に呼びやすいのでご了承ください。
最近なにかと話題になっている環境大臣の話をしたいと思いますが、今回の話で触れるのはあくまで『環境大臣としての小泉進次郎先生』の話です。 途中で少しだけ大臣就任前の話もしますが、あくまでも本筋としては環境大臣以降、というか今回の化石賞の話をしたいと思います。 なのでめちゃくちゃ短いですがご了承ください。
といっても、まだ彼の政治信念については不明なところが多いのであまりどうこう言えないだけなのですが(笑)
今回、日本はCOP25にて『化石賞』というものを受賞しました。 この化石賞がどういうものかと言いますと、『温暖化対策に消極的な国ですね』という皮肉的なレッテルを貼るものです。
そもそもの話として、ここに日本が選ばれた。という事実自体に、日本国内では「もっと二酸化炭素を排出している別の国があるだろう」と言った旨の批判があったり、「地球温暖化自体嘘だろう」という意見も存在している訳ですが、あくまで今回は小泉進次郎先生と絡めた化石賞の話をしたいのでスルーさせていただきたいと思います。 要望さえあれば別の機会に話したいとは思いますが。
時は少し遡り、9月の話をいたします。
小泉進次郎先生が『セクシー』発言で話題になった時です。 詳しくは覚えていませんが、この頃は特に世間の小泉進次郎先生に対する風当たりが厳しかったような気がします。 政治信念があまり良く分からないというのは確かに政治家としては致命的ですが、個人的には『まだ大臣に選ぶには若すぎた』という感情がある一方、『本当に次世代の立派な総理大臣を育成するためには必要だ』という相反する意見も持ち合わせていました。 前者の感情の理由は、個人的に『政治は理想と現実の擦り合わせである以上、若いうちに理想の壁に当たり、擦り合わせの限界点を知っているとその後がスムーズに物事を進めやすくなるが、大臣という大切な職に就いている以上、あまりにも曖昧な理想を求めすぎるのは良くない』という論理です。 完全な蛇足ですが(笑)
何はともあれ、あの時に先生は『セクシーに取り組むべき』と言い、詳細は『説明する事自体がセクシーではない』と言いました。 あらかじめ言っておくと、『セクシー』には日本では一般的に使われている意味以外に純粋に『魅力的に』という意味があります。 なので私は最初の発言自体は別に問題視していませんでしたが、詳細を説明しないことに対しては訝しんでいました。
が、今回の報道でやっと意味がわかりました。
彼はネガティブオプション的に日本に意識付けようとしたのでしょう。そうであれば、先ほどの発言の真意を知ることができます。
『化石賞』という不名誉な賞を取ることで、日本国民に『自国は温暖化対策に消極的である』と自覚させることで積極的に取り組ませる。これは『化石賞』という権威に基づいた行為であり『人の心を引きつける』という意味を持つ『魅力』の性質を帯びるにふさわしいと思います。 しかし、そんなことをわざわざ説明すれば、それは決して魅力を帯びたものではなくなってしまう。 偶然の失敗あり、計算外の行為である。と思った方がマスコミも取り上げようとする。というのは感覚で掴んでもらいたいですが、そして敢えて『演説の効果』という事でより取り上げられやすくする…
もしかしたらただ過大評価をしている岳の可能性も存在してはいますが、個人的には可能性としては十分ありえることだと思います。
ですが、最近小泉進次郎先生が空回りしていることが多いと感じます(ここからは化石賞とは関係ない更に個人的な小泉進次郎先生に対する意見なので、本題から外れたものになります。 小泉進次郎先生にあまり興味がない方はブラウザバックした方が良いかもしれません。 自己責任ですが)
嘗て、小泉進次郎先生は『言葉は重さと熱を帯びる』という風に言っていたことがあります。 大臣になる前のどこかの大学での動画だったと思いますが、あの演説を聞き、私は小泉進次郎という人間をユーモラスも持ち合わせた評価するに値する(上から)という風に思いました。 故に今も小泉進次郎先生のことを好意的に解釈してしまっている可能性はありますが。
そして、彼はその中で『切り取り報道』に関しても言及しており、そこに対する自分の意見を発していました。 注意するという旨の発言をしていたと思いますし、それと同時にあまりどっちつかずな事を言っているだけでも言葉に重さ、熱を持たなくなるから僕は一人でも多くの人間に重さを届けたいと。
その発言に基づいた分析をしようとはしていますが、ここ最近は切り取られるだけで、重さや熱もあまり伝わらないような気がします。 Twitterで引用RTを用いて言及する事である種間接マッチポンプのような人気の取り方もしていないようですし、このままでいるのもあまり良くないのではと思います。 ホームページやフェイスブックはあるようですが、わざわざ公式サイトを見に行く人間は少ないですし、フェイスブックは日本での知名度が低いです。
個人的にはTwitterを用いた知名度戦略が、今の小泉進次郎先生には1番適していると思うのですが。という独り言を持ってこの長文を締めさせていただきたいです。
本当は短くする予定だったのですが…やはり政治の話は軽率に書き始めない方がいいですね(笑)
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