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値上げと時短①

先日、ある鍼灸師の先生にお会いする機会がありました。
50歳になるそうですがこの方とにかく若い。
見た目も気持ちも、です。

先生との出会いは僕が不動産賃貸の営業をしていた頃。
なので5〜6年前のことになります。

お客様として来店された先生の担当がたまたま僕。
治療院を営業するためのテナントを探されていて、いくつかの提案の中から今治療院をされているテナントをご契約いただいた、という経緯。

何百人といた当時の僕のお客様の中で、今でもお付き合いのある数少ないお知り合い。



先生は治療院を運営されながら、訪問鍼灸として介護施設や医療機関、お客様のご自宅を回られています。
話題は単価の話に。
「鍼灸だけでやっていると、マッサージの資格持っている人と比べてもどうしても単価が安くなるんだよね。僕が4,600円でやっているものが、その人たちは12,000円とか15,000円とか。これには泣かされるよ。保険じゃなくて自費でやらせてもらうことも多いんだけど、そっちも単価安くてさぁ。最初の設定でついつい安く設定しちゃったのが失敗だよね。」
こう聞くと確かにその差はすごい。

ここからはダイジェスト。

くり「今の世の中の値上げブームに乗って、少し単価を上げてみるのは難しいんですか?」

先生「いやそうなんだよ、ちょっとそれ考えてるんだよ。くりちゃん(こう呼ばれてます)のとこは値上げした?」

くり「しましたよ。元々相場感のない業界だったので最初の設定で少し安くなってしまってましたしね。」

先生「でもさ、ここに契約切られたら怖い、みたいなところって上げづらくない?」

くり「値上げします!ってのがそもそも言いづらいですからね。けど一応一律説明はした上で、、あとはご想像にお任せします。笑」

先生「そうだよね…値上げがやっぱり言いづらくて、【時短】をお願いしていこうかなぁなんて思い始めててね。」



時短…

続きはまた明日。

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