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大丈夫大丈夫は「ダメ」のうち〜世界編〜

最近息子(2歳)が、
【僕の食べているものを可愛くおねだりしてほとんど食べてしまう】
というスキルをゲットしました。

こんにちは、くりもとです。
#かわいさに勝てない
#なんならとられる為に残しておく
#結果僕はほぼ食べていない


僕は仕事柄、海外の方と打合せをする機会が多くあります。
主にベトナム。
たまにフィリピン、インドネシア。
ネパールや中国なんかもあります。


今日は新たな取引先を開拓すべくインドネシアの企業とのzoomミーティングでした。

普段はベトナムばかりなのでとても久しぶりのインドネシアの会社。

東南アジアの人材系企業って、けっこうゴリゴリくるのであまり第一印象は良くなく、第一声から
「御社が持っている求人案件を見せてください」
なんて言ってくるケースが多い。

我々が持っている求人案件というのは、いただいた会社の大切な情報であり、そう易々と他人に見せるものでもない。
ましてや初めましての二言目には求人を見せろと言ってくるような相手には到底お任せはできない。

不快感のみを残すミーティングもしばしば。



しかし今日のインドネシアの会社はひと味違う。

時間が来る。
zoomが繋がる。

勢いで負けないぞと、笑顔で元気よく
「こんにちは!」
と入ってみる。

パッと見、ふくよかで浅黒い肌に口ひげの少しコワモテの男性。
「…こんに…ち…は」
表情に動きはない。

…あれ?電波悪い?

「電波悪いですか?声聞こえます?」
「ハイ…キコえマ、す…」
「それならよかったです!」
「………………。」









無言。笑
#大丈夫かな…?


気を取り直して一先ずお互いの自己紹介を終え、今日のミーティングの主旨を僕から伝える。
「…ハイ……」
#大丈夫かな…?笑

※ここで補足です。
確かに今、インドネシアとフィリピンとのアライアンスをと動いていますが、基本的には僕の会社が「お客様」となる。
さらにこのミーティングも先方からメールでの打診があり、それをお受けして今日実現したもの。
つまり、僕がどうしてもお話ししたい!とラブコールを送ったわけではない。


まぁそうは言ってももう始まったものは仕方がない。
この辺りから少し気を遣って僕主導で話し始めます。

「御社ではこれまで何名くらいの人材を紹介してきているんですか?」
「ヒrR…ク人です」
「100名ですか?」
「rrロク人です」※6名です
#大丈夫かな?笑

「じゃあまだ会社を始められたばかりなんですね。あなたは社員さんとして働いているのですか?」
「ダイヒョウです」
#ねぇ大丈夫?

「あ、じゃあお一人で?」
「イエ、5ニン社員イマス」
#ねぇ大丈夫?!!

「なら、実習生か何かの送り出しをしているんですか?」
「それはヤってないです」
#ねぇ大じy…

んー…

「あ、じゃあ教育か何かに力を入れていらっしゃるとか?そういったところに特徴が?」
「うちのトクチョーは、ジンザイを紹介デキマス」
#ねぇ…
#いやそれはわかっとんねん


ここからは、面接かっ!ってくらい頑張って思いつく限りの質問をしました。

…(中略)

「最後にあなたから私に聞きたいことや確認したいことはありますか?」
#面接か

「オンシャと契約したら、ショウカイ料はモラエマスカ?」


また機会があればお話しましょう、ということにしておきました。

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