山には何故登ってしまうのだろう。

疲れるから山登りはしない僕も、妙法ヶ岳に登り始めると止められなくなった。

木の根や岩、ぬかるみで登りにくいのにどうしてだろう。

山頂があるから。

ではなく、一歩一歩登ったのが無駄になり、中途半端な往復が嫌だからと気付いた。
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