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2022 スパルタスロン(ゴール後)

至れり尽くせり

無事レオニダスの左足にタッチした後はオリーブの冠を乗せてくれてさっき渡ってきたEvrotas Riverの水を飲みます。これで正式ゴール!
で、その後はすぐ脇にあるイスに座らされ、2人がかりでシューズやソックスなどを脱がしてくれて足を洗浄してくれます。消毒される人もいるみたい。
その後はホテルにあるようなスリッパを履かされ帰るのかと思いきや、「マッサージもしますけどどうですか?」と。ありがたく受けることに。

やっと正式ゴールと記念撮影
2人がかりで足を洗われる

すぐ近くのガレージみたいなところにたくさんのマットとその上に紙が敷いてあって、膝から下を念入りにオイルマッサージしてくれました。強さも事前に聞かれたけどちょうどよかったです。その前にサンドイッチと水ももらい、さらに「どこか気になるところありますか?」と聞かれ、左膝と腿の話をするとでっかいアイシング用シートを持ってきて、両方の膝と腿にぐるぐる巻いてその上から紙でもさらに巻いて「しばらく10分ほど寝ててください。楽になるはずです」と、さらにバナナと乳酸菌飲料を持ってきてくれて休憩・・・
このままじゃ寝てしまう・・(笑)それにしてもマッサージもしてくれるとは知りませんでした。周囲もあそこが痛い、ここが痛いと言っているランナーでいっぱい(笑)

その後私の後にゴールした同じ日本人のTさんの手当終了を待って、一緒にタクシーでホテルまで送ってもらいました。(スパルタでのホテルも国別に決められています)スリッパのままホテル着(笑)
とにかく早くシャワー浴びて着替えて寝たい・・・どうやったか記憶がないくらい疲れ果てて爆睡したのでした・・・。


表彰式は見られず

同室のメンバーが夜あのレオニダス像のところで開催されるトップ6人の表彰式に誘ってくれたけど、とにかく眠いのと膝がとてもあそこまで歩ける自信がなかったので行かずに眠ってました・・見たかったなあ。もっと早くゴールしていたらその前に一眠りして元気になってたのに。
でもその後表彰式から帰ってきたメンバーとすぐ近くのホテルに夕食を食べにいきました。食べないと絶対夜中に空腹で目が覚めてしまうことはわかっていたので(笑)食事中にスパルタの街に大きな花火が上がっていました!まるでお祭り・・・本当元気だったら夜の街もぶらぶらして一緒に楽しみたかったなあ。今度来る機会があったらそうしたい!


翌朝のサプライズ

ぐっすり寝たので目覚ましなしでスッキリ起きた翌朝は、レオニダスまでの道をお散歩します。日曜の朝なのに焼きたてのパイを売っているお店があって、早速熱々のチーズパイとチャイラテを。美味しかった!ギリシャはパイが多かった気がします。フィロという薄い生地で有名ですもんね。

焼きたて熱々のパイたち

改めてゆっくりとレオニダス像を見る。すっかり片付けられて元の静かな像に戻っていました。その後裏にある遺跡を散策、スパルタの街の周りにある山々と家とオリーブの畑。いかにもギリシャという風景を目に焼き付けてきました。

レオニダス像まで戻ってくると他にも写真撮影をしている人たちが。ランナーたちは考えることがみんな同じ(笑)でもあれ?その中の1人は・・・今回の優勝ランナーです!!ギリシャ人のFotis Zisimopoulos選手!みんなで撮影をお願いすると「みんなランナーなの?」と喜んで応じてくれました。いやあラッキー!気さくないい人でした。
どうやらタクシーを待たせていたようで、その後タクシーで華麗にお帰りになっていました(笑)

まさかチャンピオンに会えるとは!
貴重な記念写真


荷物を受け取ってアテネへ

その後は預けていたドロップバッグを取りに体育館へ。普段は徒歩で行くそうですがなぜかバスで送ってくれて(逆に時間がかかったような・・・)歩かずには済みました。何回も来ているランナーはオリジナルのナイロンバッグに入って返却された荷物にびっくりしていました。以前はゴミ袋に入っていたそうで・・・おまけに日本語で「ご参加ありがとうございました」と書かれた札までついてる。このナイロンバッグ、いいお土産になりそうです。私は預ける荷物が少なかったので1つしかなかったけど、たくさん返ってきた人は袋もたくさん(笑)いいなあ。

ID見せると自分のドロップバッグを持ってきてくれます


去年に引き続きスパルタ市長との昼食会はなくなったそうで、一路アテネへ。残念ながら荷物を受け取っている間にレオニダス像の裏でスパルタスロン参加者のみが走れるトラックレース(笑)は終わってしまっていました。下着とかパンツだけで裸足で走るらしいのですが・・このためにパンツ持ってきた人いたのにねー(笑)残念!

アテネまではバスで4時間近くかかりました。走ってきた道も見えたし、こんなところ走ってきたんだなあと感無量。バスでも遠い(苦笑)よく山も越えてきたものです。バスの中はドロップバッグに預けて残ったお菓子や補給食が出回ってまるで遠足のようでした(笑)

これがみんながタッチしたレオニダスの左足


翌日の観光とパーティに続きます。

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