知らないうちに汚れちまってた
ポポロクロイス物語
ネタバレあります。
初めてのプレイは学生の頃。後輩に借りたポポロクロイス物語。初代プレイステーションのソフトでほのぼの系のRPG。正直なところ、こんなに魂に響くとは思わなんだ。
汚れちまった自分に気づく。
当時の私はまだ若さ溢れる頃。まだ大人になりきる前だった。全然、汚れちまった自覚はなかったのだが、あまりにも純粋なものに触れてしまい。忘れちまった何かを思い出す。いや、幼少期にそんな思い出なんかないのだが、なぜか無くした何かを痛いほど感じたものだった。
13歳と7歳。
たしか、ピエトロ王子が13歳でヒロインのナルシアは7歳。この2人の純粋な恋の物語。お互いに好意を持ちつつも言い出せないまま終わる話なのだが、プレイ中は私は13歳のピエトロ王子。物語の中で「ナルシア!」とピエトロ王子として私も叫ぶ!みたいな。
ポポロクロイス物語2
続編でがっかりしたくなかったのでしばらく手を付けなかったのだが、35歳の時に遂にプレイした。これはヤバイ。35歳の男がゲームしながら泣いてる状況。エンディングなんか「ナルシア!ナルシア!」と号泣ですわ。今はyoutubeで当時のCMが見られるのだが、そのCMでは老夫婦が出てくる。爺さんがゲームをしていると、婆さんが「泣いても良いんですよ」と。その後は爺さんが婆さんを抱き上げてるシーン。いやね、そうなるわ。絶対そうなるわ。CMを思い出しただけでも涙がこみ上げる。エンディングの歌も反則ですわ。あのタイミングであの歌…。
ポポローグ
申し訳ない。前の2作が素晴らしすぎてプレイはしたが全然覚えてない。
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