裏紙に落書きする人 昔見たアニメのタイトルを君はまだ知らない
19世紀から始まったTVの研究は、20世紀に入り各国で研究が続けられ実用化されました。
日本では戦前から研究をされていましたが、戦争の影響で中止。
戦後5年以上経過してテレビが販売されました。しかし、庶民が買えるものではありませんでした。東京タワーが電波塔としての役割を開始するのが1958年12月23日。1960年代に入って、一般家庭に1台TVが普及しました。
今80代の戦前生まれの方が子供の頃は、TVが家になかった時代なのです。
子どもの頃のどん底の生活から必死に学び、働き、自分の稼ぎでTVを買った世代なので、見ていななくてもTVを流しておくのが好きになったのでしょう。白黒TV、カラーTV、ブラウン管から液晶、アナログ放送からデジタル放送、BS,CSとテレビの変化とともに買換えを続けてきたのです。TVを持てたのが生活向上のステータスだった世代に育てられた60年代から80年代初期の子供はTV大好き、TVアニメと生きてきたTVっ子世代となりました。
最近、TV見ない、TV持っていないという20代一人暮らし職員に遭遇します。
じゃあ、画像に触れないかと言ったらそういうわけではありません。
ずっとスマホ見てますよね。要するにTVの役割がスマホになっただけです。
黒電話、プッシュホン電話、留守番機能付き電話、子機電話、自分用回線、アナログ回線、デジタル回線、ADSL、光通信、PHS、携帯、スマートフォンと変化してきた通信技術とデバイスは、60年後にどうなっているのでしょうか。その時80代を迎えた人たちは、その時代に20代の人たちにどのように言われるのでしょうか?
揶揄される固有名詞が変わるだけで、若者が高齢者を時代遅れと侮蔑するのは過去も未来も大して変わらない社会集団性なのかもしれません。
さて、ゆみん婆は日本のアニメ黎明期初期の作品の再放送から始まり、平成に入りつぎつぎリメイク作品が作られた初代をみて育ちました。
昔懐かしアニメを落書きしました。
例のごとく、認定部屋の扉に掲示していました。
見るひと、見る人
「え?なに?全然わかんない」
言われました。
つづく