裏紙に落書きする人 忘れちゃうんです
今年は何年か忘れちゃうんです
先日、こんなつぶやきを投稿しました。
これをつぶやいた時は、「令和」を「平成」って言っちゃった;;
っていう程度の言い間違えだけだと思っていたんです。
全然気づいていなかったんです。
年始のうっかりミスごときに認知じゃないんです。
本当に、まじめに、一つ年を重ねて
今年
令和 5 年
だって、信じていたんです。
患者さんが「令和6年だね」なんて言うもんなら
「やだやだ、未来から来たんですか?今は5年ですよ。もうそんなに急いで年取らないでいいでしょう。」とか言っていたと思うぐらい。
だから、
「今年は 令和 6 年」って知った時のショックと言ったら、
ああ、これが認知障害や記憶障害の人の感覚か~~~~
って、ちょっと共感知を味わった気分でした。
そう、人は、忘れる生き物。
沢山の情報を抱えていても、保持するのも処理するのも大変なので
なるべく少ない情報で物事をとらえいようとする心理が働く生き物。
重要なことは貯蔵して、重要でない情報は破棄する
”快”刺激なことは よく想起して
”不快”や”恐怖”など負の情報は 速やかに破棄される
んだと、
記憶で辛い思いをする人がいなくなって良いのだけど、
どうも”負”の情報の方を強く認知してしまう生き物らしいですね。
ただ、
私、食に関する情報”快”「うまい」は、”負”情報「まずい」よりも
つよく残る方だとは思うのですが。
胃袋が忘れちゃうんです
晩夏から秋にかけては、地元の梨や巨峰がおいしく実ります。
ある直売所の巨峰が「めっちゃうま」って出会ってから
毎年、必ず足を運びます。
冬の今時期は、イチゴがおいしい季節ですね。
イチゴを味わっていると、なんだかとっても贅沢な気分になるのは、
なんでだろうねって話しながら、
「あまおう パフェ」なるものを食しながら
今年もこれ ↓ を食べに行こうと、考えていました。
(東京・幕張・大阪のニューオータニで食べたことあります)
数年前の12月23日
デパートの前に出店していたケーキ屋のケースに入っていた普通のショートケーキ。でも、お値段お高い。
ほかのデパ地下やら見て回って、やっぱり気になって思い切って買った。
その当時で1P¥1200。
最初の感想は、
「確かにおいしいけど、ちょっと高いかな~。
一度の贅沢でいいかな~」
だったんですよ。
でもね、しばらくすると、私の胃袋がですね
「もう一回喰わせろ~」「もう一回喰わせろ~」
って、呪ってくるんですよ。
おいしいもの食べて、ほっこりして
それを思い出しながら再び食することを夢見る時間って
幸せホルモンが出るんだと思うんですね。
でもね、胃袋がね
最低1年に1回喰わせないと
忘れてしまって、幸せホルモン刺激ホルモンを
製造しないぞ!
って、脅すんですよ。
だから
大阪に学会に行きゃあ~
大阪のニューオータニに、ケーキだけ食べに足を延ばし
幕張で研修がありゃ~
帰りに一人で駅とは反対方向に歩きだして食べに行き
誕生日祝に自分がおこっちゃるけん
付き合ってくれと、姉を連れて食べに行き
同じ月生まれの友人と合同誕生会で
ランチコースの最後のデザートを、追加料金払ってまで
これに変えてもらったり。
とにかく
胃袋さんが忘れないように
年一補給している状態なのです。
忘れっぽい胃袋で困ってしまう。
うまいもん喰わせてやっているのに、忘れんじゃないわよ。
まあしょせん
インスタントやファストフードでも
うまいっていう胃袋の癖に。
あ、でも。
インスタントやファストフードを
もう一回、もう一回とは、せっつかないな、
私の胃袋
結局 忘れちゃうんです
普段の食べ物は、
胃袋入れた瞬間「うまい」って反応はしても
そうか
食べたこと忘れちゃうから
「もう一回喰わせろ」って言わないのか。
そうか
私が、食べたこと忘れちゃって、
目の前に大量にお菓子の空袋があるんじゃないんだわ。
胃袋が
胃袋が、みんな、忘れちゃうから いけないのよ。
ご拝読、ありがとうございました。