33)パタンナー歴30年ソーイングボックスの中身(2024年版)
今日は私がいま使っている一軍お道具たちをご紹介します♪
2024年版と書いたのは1〜2年の間に使っているものが変わるから。
ホームソーイングを楽しんでいる方や、手作り作家を目指している方の参考になれば嬉しいです!
二つのお道具箱
こちらは普段わたしがアトリエで使っているお道具箱。
もう何年使っているか思い出せないぐらいですが、とってもシンプルな無印良品のスチール工具箱を愛用しています。
中身は意外と少ないです。
待ち針や糸たちは他の場所で使っているのでお道具箱に入っているのはこのぐらい。蓋の裏にミシンの説明を貼っていますが、覚えた内容なのでそろそろ剥がそうかな〜
ミシンまわりで使うもの
小さいほうの箱にはミシンの押さえ金やボビンケース、ミシン針やマイナスドライバー(大と小)を入れています。
ボビンケースは糸の太さに合わせて30番と60番に調整したものを。
ちなみに60番は先日ご紹介した「シャッペスパン用」と「キングスパン用」で使い分けています。
気のせいかもしれませんが、同じ60番でもシャッペスパンのほうがほんの少し細い気がして、色によっても違う感じもしていて(マニアックすぎてごめんなさい)なんとなく分けています。
一軍お道具 その1
パターンレーベルのおすすめ道具でご紹介しているものが入っています。
先がまっすぐのピンセットと指輪みたいな指ぬき(なくすので2個)、立体裁断の時に使うラインテープの予備もここです。
指輪みたいな指ぬきはとても使いやすいのでWeb Shopでもご紹介したいのですが、サイズがあるのでミシンスタジオ"minsta"だけで取り扱っています。(お試しできます)
ケースの外にあるカーブした厚紙は、パンツの前立てを縫う時に使うガイド。好みのラインで作っておくと案内線をいちいち引かなくていいので便利ですよ〜
こちらは手首に付けられるピンクッション。硬くて軽い底板が付いた資材セットもあるので手首に針が刺さることはありません。
そして、資材セットに入っている別のパーツを使うと、ミシンにつけるバージョンもお作り頂けます。これがめちゃくちゃ便利なのでぜひ作ってお試し頂きたい!
ピンクッションの型紙はミシンカバーの型紙にも入っているので職業用ミシンをお使いの方はそちらのほうがちょっとお得です♪
ソーイングボックスはこの2台のミシンの間の後ろ側に置いてあります。
そして、手前のほうに気になるものが写っていますよね〜
作業効率が上がるトレー
手芸メーカークロバーさんのクランプ付クラフトトレーです。
最初はね、机の上に直置きでよくない?って思っていたんです。
でも使ってみたらめちゃくちゃ便利で…
机とは別の場所だから道具が落ちることがないし、ミシン台と同じ高さなので布の通り道の邪魔にならないの❤︎
しかも、この絶妙なサイズ感と向きを変えられるところも使いやすくて今イチオシのアイテムです。
一軍お道具 その2
手前から転がらないリッパーと目打。カットワークはさみとライターです。リッパーは縫い目をほどくときに、目打はミシンをかける時の補助に、カットワークはさみは糸切りや角の縫い代カットで使っています。
ライターは糸をヒートカットする時にかなりの頻度で使っています。(糸先をあぶって固める)
こちらはお手製お道具の段差ちゃん。
作り方は↓こちらの記事をお読みくださいね。
置き場所はこちら。
かなり頻繁に使うので外に出しています。
写っているのでついでに書くと、ミシンはJUKIさんのSL-700EXを使っています。ミシンについて語り出すとあと数時間かかってしまうので元気になったら改めてnoteにまとめますね♪
今回のご紹介した内容と先日ご紹介したミシン糸の収納方法など、今月発売されたCRA-SEW Vol.8でもご紹介いただいています。ご興味のある方はぜひ合わせてご覧くださいませ♪
あとがき
まだ脳卒中のリバビリ中ではありますが、先週から立って行う裁断やアイロン作業もできるぐらいまで体力が回復してきました。
何よりこのアトリエに、後遺症もなく帰ってこられたことが嬉しい!
これからも洋裁のマニアックな記事をアップしていきますので応援してくださる縫い縫い好きな方は、ぜひ下にあるハートマークを押してくださいね。
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