29)中身が迷子にならない布バッグ
次の新作型紙、何にしようかな〜と話していたら、大学生の長男から大きな斜めがけバッグが欲しいと言われました。
写真を見せてもらうと確かに最近よく見かけるバッグ。皆さんも見たことありますよね〜
大きなバッグって何でも入るから便利なんだけど、スマホとかお財布とか、お目当のものがなかなか見つからない経験ありませんか?
ポケットを付ければ解決しますが、既製品のバッグにはあまり付いていないことが多いんです。理由は裏付きにしないとポケットのステッチが表に出てしまうから。
ポケットを付けるためだけに、わざわざ裏付きにするのって…ですもんね。
ということで、デザインの邪魔をしないで最大限にポケットが付くように考えたのがこちら。背胴側(体にあたる側)は直に縫い付けて、前胴側は吊るしタイプを付けてみました。
でもこれだけじゃ足りなかったので、あるものを付けてみました。
さて、なんだと思います?
上の写真にも写っていますが分かりにくいですかね〜
マチ部分のマチポケットではありませんよ!
じゃ、じゃーん。それは仕切り布です。(疲れてテンションおかしくなってます)バッグの真ん中を横断している布です。
最初はこのバッグに合わせたバッグインバッグを別に作って、セットにしようと考えていました。
でも、それだと重い物を入れるとバッグの底部分が飛び出してしまうのです。しかもバッグを2つ作るのが超めんどい。
こちらは完成品の裏返したところ。
仕切り布をバッグのマチに直接縫い込んであります。
そして、中に入れるものに合わせて仕切り布を動かせるように、あえて底部分は縫い込まずに斜めに横断するように付けています。
仕切り布を付けるとこんな感じで中身を整理して入れることができます♪
ちなみにこのリール。中が暗くて3回も撮り直した力作なんで必ず見て!
他にも持ち手部分とか色々なこだわりがありますが、すでに長くなってしまったので今日はここまで。 ニュースペーパーバッグの型紙はMサイズとLサイズが作れる2サイズセットでご紹介しています。
あとがき
ここからは余力がある方だけお付き会いください♪
↓こちらは2回目に作った試作品。11号帆布で作っています。
この時は厚みを抑える為に持ち手の裏側に別地を使っていました。
でも、これだけの為に別地を用意するのって嫌ですよね〜ってことで全て同じ布地で作れるように変更しています♪
本体もちょっと四角っぽいフォルム。ジェンダーレスを意識して完成品はもっと丸くしてあります♪ゆるいカーブにしたので縫いやすくなっていますよ〜
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