マインドフルに味わう⑤満腹スケール
こんにちは、葉月ようかです。
先日は美味しさメーターについてご紹介しました。
食事中の味への満足度の変化は、いつ食べるのを終えるべきかのTIPsとなり、一口ずつ数値化して変化を見みえる化することで、食べ過ぎを防ぐ手助けになります。
また、同じように今日ご紹介する満腹スケールも、食事を終えるタイミングを教えてくれるものです。
今日は満腹スケールについて知っていただき、空腹スケールとの違いについても書いていきます。
満腹スケールはお腹いっぱいじゃないが1、お腹いっぱいが10です。
胃が膨張していっぱいいっぱいになり、満腹で苦しいという状態が10です。
食事の間に、一口食べる毎にお箸を置いて、空腹スケールがどう変わっていくのかと同じように、胃の充満感を観察し数値化してみます。
空腹スケールはマインドフルに味わう①で紹介しましたが、空腹感は血糖値で決まります。
しかし、満腹スケールは血糖値ではなく胃の充満感で決まるのです。
この2つのスケールは脳の指令が出るところが別のところになるので、空腹スケールと満腹スケールは同じライン上にあるわけではありません。
空腹感がゼロになっても、私達は食べ続けることがあります。つまりお腹は空いていない状態でも食べ続けることができます。
私たちは食事をしていくと、血糖値が上昇していくのですが、血糖値が上がるのには時差があって、20~30分かかると言われています。
ということは、空腹感がなくなったと感じるまで時間がかかり、気づかずに胃がパンパンに膨満するまで食べ続けることができるということです。
満腹スケールが10になると、お腹いっぱいで、身体が重くて、食べ過ぎたなと後悔する状態です。
人によって多少異なりますが、中程度の満腹、十分に満腹というのはだいたい6、7あたりではないでしょうか?
胃がちょっと膨らんだのを感じ、激しい運動は出来ないけれど、散歩ならできる状態、そのくらいの感覚になったら、食べるのを終えるといいかもしれません。
これまでご紹介した3つのスケール、空腹スケール、満腹スケール、美味しさメーターの3つを、食事中はマインドフルに味わいながら体の感覚を研ぎ澄まし、数値の変化に気づけていけば食べすぎることは無くなっていきます。自分にとっての適量を見つけられ、より健康になっていけるでしょう。
しかしこの3つのスケールの数値化は、1や10のような数値化は簡単かもしれませんが、間の数字を決めるのには経験や練習が必要です。
最初の頃は難しく感じるかもしれませんが、練習をしていくと感覚が研ぎ澄まされていき、上手く数値化ができるようになっていきます。
それでは今日はここまで、続きはまた明日。
葉月ようか
◆健康で幸せな人生の要素「セブンアプローチ」を学ぶ
「マインドフル・ライフコーチ・ベーシック講座」
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