日本人と節目
お久しぶりです。かなりサボっていました。
これからは定期的に自分の思考をまとめていこうと思います。
高校の恩師が夏休みの練習前に話していたことを今でも覚えている。
”日本には節目が多く、区切りをつけやすい”
年、月、週、日、時間はもちろんのこと、年度という区切りや暦においても節句、節気、六曜等の様々な節目がある。この節目は周期的に訪れる。
高校生の自分は、区切りがあることで、ここまで頑張ろうともう一踏ん張りできることは大変良いじゃないかと思った。
しかし、話はそれだけでなく、
”節目が多いということは先延ばしにするのも容易いということだ”
最初は自分はそんなことはないと思ったが、よくよく考えてみると当てはまることもいくつかあると思った。
今日は疲れたから明日から頑張ろう、来週の頭からキリよく始めようとか。
多くの節目がある分、次の節目が次々とやってくるので、先延ばしも容易い。罪悪感も軽減される。
自分の中で特にこれを感じる時は、冬の朝方だ。
布団の中で眠い目を擦りながら、あと5分だけ…と眠りにつく。
この行動を繰り返し、気付けば、起きるべき最終時間になっているという具合である。
この言葉に出会ってから、”思い立ったら吉日”や”鉄は熱いうちに打て”という言葉の重みを感じるようになった。
日本人は節目が多いからいつの間にか先延ばしにする性格を持っている。
一方で、”終わりよければ全てよし”という風に区切りに向かって精一杯頑張り、”もう一踏ん張り”と次なる区切りに向かって努力する力も持っている。
もし、日本人がすぐに始める習慣を身につけられれば、最強なんじゃないかと思う今日この頃である。
以上、今日思い立ってnoteを書いてみました。
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